最終更新日: 2016/03/25
おはようございます。
プロ野球・阪神タイガース往年の名選手にして、
‘85伝説のバース、掛布、岡田のクリーンナップが
ジャイアンツ戦で槙原投手から3連発バックスクリーンへの
https://www.youtube.com/watch?v=1CEQKUqy42k
ホームランを放ち、その勢いのまま優勝まで導いた
“吉田義男氏”が、フランスのナショナルチームの
監督を務めたときのエピソードです。
あるテレビ番組で、帰国した吉田さんがインタビューを受けていました。
「フランス人に野球を教えるのに、一番苦労したことは何ですか?」
吉田さんの答えは、こうでした。
「それは、送りバントです。
フランス人に送りバントを教えるのに、三年かかりました。
フランス人は、“自分がアウトになることがわかっていて、
なぜバントするんですか?”と聴いてくるんです」
つまり、バントを教えるのに三年かかったというのは、
技術の問題ではなく、送りバントの概念を伝えるのに、
それだけの時間と情熱が必要だったということなんでしょう。
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「子どもの心に光を灯す 日本の偉人の物語」
白駒 妃登美 著
致知出版社より
自分がアウトになってでも、チームが勝利する為のプレー
自己犠牲ともいうべきこの精神を、美しいもの、尊いものとする国、日本。
しかし、野球が一般的に根付いている国なら、
犠牲バントは、定石として捉えられますが、
やはり、狩猟民族として生きてきた国では、
生か死か・・・
不可解至極
自分が生き残ることを、頭から外せないんでしょう。
「もしプロという言葉があるとしたら、それは技術ではなく、
自己犠牲を伴う努力なり研鑽を己の生き甲斐にできるかという、
その一点にかかっているんじゃないですか」
これは小説家“五木寛之”さんの言葉です。
そもそも美しいという漢字は、羊+大=美 です。
大きい羊で美しい。
? ? ?
これは、羊の群れのリーダーを指します。
羊の群れのリーダーは、普段穏やかに暮らしているのですが、
群れに危機が訪れたときは違います!
オオカミが襲ってきました!
皆が逃げていく方向と“逆”の方向に走っていく、
群れで一番大きい羊がいます。
自分を犠牲にしてでもオオカミに立ち向かう大きい羊。
その姿が「美」という字の語源だともいわれています。
漢字ってよく出来ています。
一部愛読メルマガより
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