最終更新日: 2016/09/18
おはようございます。
またまた、週明けに強烈な台風16号が日本列島を直撃するようです。
大きな災害にならないことを祈ります。
今日は、当社の取引先の情報誌に載っていた感動的な
エッセイをお伝えします。
【星になった猫に手向けた花の布団】
私が小学生だった頃の話です。
その日は、妹二人を連れて従兄弟のマンションへ遊びに行きました。
従兄弟を含む四人で遊んでいるうちにゆうがたになり、
そろそろ帰ろうかと話していると、
マンションの前に一匹の猫が横たわっているのを見つけました。
近づいてみると、クルマにひかれたのか既に息はしていません。
皆で話し合い、そのままにしていくのは可哀想だからと猫を路肩に寄せ
その辺に咲いていた花をたくさん摘んで、
横たわっていた猫の上に置いてあげました。
たくさん置いたので、
猫は花の布団の中で眠っているように見えました。
皆で手を合わせ、その日は解散しました。
後日気になって行ってみると、もう猫はいませんでした。
花もなくなっていました。
それからしばらく経ったある日。
マンションの前のフェンスに、
切り取った段ボールに
マジックで手書きされた貼り紙を見つけました。
『先日は猫にお花を沢山ありがとうございました。』
猫を勝手に動かしたことに少し不安があったので、
飼い主さんがちゃんと見つけてくれたこと、
私たちが花を置いた気持ちが伝わったんだと嬉しかったです。
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心の優しい子どもたちの振る舞いと
心模様が伝わる良い話ですね。
私たちが今、同じことに遭遇したらどうでしょう?
多分に横たわる猫を避けてその場を去って行くでしょう。
自分が小学生だったら同じ様なことを考え行動すると思います。
私たちの純真な心が失われて行くのは何時頃からなんでしょうか?
純情で素直な気持ちを呼び覚まし、
充実した人生を、
やるべきことを果たす仕事をして行きたいですね。
今日も最後までお読み戴きありがとうございました。
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