最終更新日: 2016/09/25
おはようございます。
今日は、久し振りにお天道様が顔を出してくれました。
この時期にしては、ちょっと暑くなるようですね。
お日様の恵み。やはり有難いです。
今日は、白石先生のセミナーから「感情コントロール」をお伝えします。
高い集中力と感情コントロール能力とは、
表裏一体の関係にあります。
感情を上手にコントロールできれば、集中力を一貫して維持し、
さまざまなプレッシャーにもひるむことなく安定してプレーし続けることができます。
スポーツ選手の注意集中をそらせる要素には、たくさんのものがあります。
観客の声援、周囲の期待、失敗への恐れ、
相手から受けるプレッシャーなどがそうしたものです。
しかし、自分をコントロールするためのもっとも大きな障害は、感情の乱れです。
つまり、ゲームで最高のパフォーマンスを発揮するためには、
選手は自らの感情をコントロールする能力を養わなければならないというわけです。
ゴルフが好きな方々は、ここは痛いほど理解できるはずです。
テニスのメンタルトレーニングの世界的権威であるジム・レアーは、
長年の研究の結果、スポーツ選手の試合中の感情レベルは
次の4つに分けることができ、
それはある特徴的なしぐさによって外からでもはっきりと
見てとることができると言っています。
1 あきらめ
(無気力なしぐさ、言い訳、戦意喪失などが特徴で、
エネルギーの状態は低く消極的)
2 怒り
(イライラしたしぐさ、暴言、険悪な表情などが特徴で、
ネガティブエネルギーが充満している)
3 びびり
(懸命に戦おうとしているのだが、動作が気ぜわしくピリピリしている、
いわゆる過緊張状態)
4 チャレンジ
(強く自信にあふれた態度、プレッシャーをむしろ楽しむかのような
余裕のある表情が特徴で、エネルギーの状態は高く積極的)
レイアーは、この1から4までの感情レベルの中で勝利につながるのは、
4のチャレンジだけだと言います。
彼は、こうした好ましい心の状態をIPS(Ideal Performance State)、
つまり実力が十分に発揮できる理想的な心の状態と呼びました。
(これを【ゾーン】と表現します。)
あらかじめ理解しておいていただきたいのは、
選手がこうした感情レベルに入るのは、インプレーというよりもむしろ、
プレーとプレーの間にあるインターバルタイム(オフプレー)だという点です。
例えば野球選手がボールを投げたり、バットを振ったりしているその瞬間に、
感情が突如として乱れるなどということはあり得ません。
動いている時には、あれこれ考えません。
仕事の中でも同じことが言えますね。
次にやるべきことを考え動くことで
成果に繋がり結果が出ます。
如何でしたか?
感情の仕組を理解できましたか?
今日も最後までお読み戴きありがとうございました。
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