最終更新日: 2016/10/16
おはようございます。
10日の月曜日に「マインドマップ」についてお伝えしました。
今回は私のマインドマップ体験記と利点を紹介します。
実は、第1回「僕のルール。私の理由」エッセイコンテストの文章を作る際、
このマインドマップで内容を整理してからエッセイを書きました。
結果は・・・
見事!「細川佳代子賞」の栄誉を頂くことになります。
つまり、考えていること伝えたいことを整理する道具として、
とっても有効性がある。ということです。
直訳すると「心の地図」ですからね・・・。
そこで私のマインドマップに対する観点です
1)まとまる
1枚の紙に様々な情報をまとめ、しかも見やすい。
これ最高じゃないですか。
しかも、必要があればすばやく描けるんです。
私は書くのが遅くて会議中にメモをとるのが苦手でした。
メモっていて漢字を思い浮かべている間にどんどん話が
先へ進んでしまい逆に書かなければ忘れてしまう。
なんてことが常に起きていて、自分に腹立たしい思いでした。
マインドマップを描くことで「単語」でメモをとるようになり無駄がなくなりました。
つまり、聴いたことを文章にする必要がありません。
そして記号やアイコンを多用することでさらに文字を書く量が減り速くなりました。
こうしたことはマインドマップを書かなくても手帳に素早くメモを
とる場合に皆さんされていることだと思いますが、
私はそれがなかなか出来ていませんでした。
しかしマインドマップを描くようになって、出来るようになったんです。
今ではしっかり会議の内容をメモ出来ています。
講演会のメモとしても、もちろん有効に機能しています。
2)残る
記録に残せるというのは当たり前なのですが、
残して、あとで見直した際にとても見やすいんです。
セントラルイメージ(中心の絵)を見れば、何の話かすぐにだいたい分かる。
そして内容も、メインブランチ(セントラルイメージから最初に出ている枝)に
書かれた言葉をざっと見ればなんとなくつかめます。
会社ではA5ノート?を横にして、全てのメモをそこにマインドマップで描いています。
どんなに空白があこうが1案件に1ページ使ってマインドマップで描いているので
パラパラとページをめくりながらセントラルイメージを眺めていれば
目的のページに来た時にすぐにわかります。
そして、頭に残る、というのもあります。記憶術の本など読むとよく
記憶したい内容を頭の中でイメージにすると良いと書かれています。
3)アイデアが浮かぶ
マインドマップの使い方は記録のためのメモだけにとどまりません。
アイデア発想にも使えます。
要は連想ゲーム。
枝(ブランチ)に単語でどんどん書き、それを元に新たな単語を発想していくんです。
楽しい作業ですよ。
頭の中だけで「うーーーん・・・」と考えていても何も浮かばない事が
多いんじゃないでしょうか?
勿論、私もそうでした。
マインドマップを描くとあれこれ浮かんできます。
アイディアがポコポコ浮かんで繋がって行きます。
手を動かす、というのが大事なんでしょうね。
そして書いたものを見て、刺激があって新たな発想が浮かぶのだと思います。
これかの「戦略」とか「改善テーマ」なんかを構想する時、
以前は、頭に想い描くことがモクモクと、掴みようのない雲のようで
なかなか整理することが出来なくて、ここに時間をロスしていました。
それが今では、この時間が極端な話、3分の1以下です。
4)決断できる
この仕事、A案でいくかB案でいくか・・・?
休日どこへ出かけよう?
など、仕事でもプライベートでも、我々は常に決断の連続です。
時には迷うこともあるかと思います。
そんな時はマインドマップを描いてみることをオススメします。
それに関して知りうる情報をたくさん書いてみたり、
それに決めた時のメリット・デメリットなども書いてみる。
そうしているうちにおのずと道が見えてきます。
これも、頭で悩んでいては解決しないことを、手を動かすことで思考を
先へ進めているのかもしれません。
5)集中できる
これ、意外にも効果があります。
すぐ気が散って他のことをしてしまう私ですが、
マインドマップを描いているとそれに集中できます。
また、会議中などは会議の内容に集中できます。
眠気防止にもなっているかも・・・
マインドマップはまず、セントラルイメージを丁寧に描きます。
ルール上は4色以上使ってカラフルに書くようになっています。
「絵」を描くんですよ。
これをすることで、なんとなく楽しくて集中できてしまいます。
あとはその集中をそのままに、どんどん枝を伸ばしていけるわけです。
勉強に集中したければ文字を思い切り丁寧に書いてみるとそれに集中でき、
その後すぐ勉強をすればその集中状態のまま勉強出来る!
と、なにかで読んだけど、それに似ていますね。
先ずは、「セントラルイメージを丁寧に描く」ことからスタートです。
今日も最後までお読み戴きありがとうございました。
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