最終更新日: 2017/03/31
おはようございます。
今日は、平成28年度末最終日です。
ある程度の規模の会社になると大移動の日でもあります。
当社で取引をさせて頂く本田技研や大手損保会社で
お世話になった管理職の方々も転勤や定年退職など
今年は、例年になく多い年になりました。
お世話になった感謝の気持ちと
新天地での活躍を祈りつつ・・・
さて、今日は数年前に読んだ著書を紹介します。
「どんな仕事も楽しくなる3つの物語」
福島正伸著
この著書を手に入れ出張の際に電車の中で読みました。
これが大失敗・・・
直接、福島正伸さんの講演を聴いているのにも関わらず
ボロボロ涙が出てきて、あたりを見回しながら一気に読んでしまいました。
私みたいに単純な奴は、
素直に「大感動!」なのですが・・・
ふっと「ちょっと待てよ」という思いが・・・
この本は、基本的に「自分の考え方を変えて、
仕事を『楽しい』と感じられるようにする」
ということがとても解りやすい言葉とその情景にぴったりと
はまり込むような素敵な表現で書かれています。
しかし、現実的には、
この方法で全てのネガティブな要素が改善されるワケではありません。
つまり、
人によってはこの本がもの凄く参考に、救いに なる一方で、
逆にこの本が参考にならない、下手をすれば、
「余計に辛くなる人もあるかなぁ」と感じてしまいました。
この本を読んで感激してしまった私は、
是非とも関わりのある人達に薦めて
社員の皆さんや家族にプレゼントって感じでしたが
いつもになく客観的で冷静な気持ちになりました。
何故かは、自分でも解りません。
この本が本当に救いとなって、
仕事が楽しくなる人は次のような人だと思います。
1.いつもの仕事が単調/地味でつまらない。
2.他の皆は頑張ってるのに、自分だけやる気がでない。
(基本的に、自分は怠け者であると感じる)
3.ちょっと怒られただけで仕事が嫌になる。
ふて腐れる。逆切れする。直ぐに態度や顔に出てしまう。
(自分のために言ってくれてると分かっていても、相手にムカつく)
4.上司や同僚、顧客が常識的で、基本的に良い人達である。
5.つい他人を見下してしまう。どんな相手でも、自分の方が偉いと思っている。
6.辛抱して頑張れば、いずれは地位が上がる/評価される環境にある。
7.変化を求めているが、常に悪いのは会社のせい、他人のせいにする人。
以上のことに当てはまる人は、
自分の考え方次第で、今の仕事が「楽しい」と感じられる可能性が
とても高いと思います。が、
「私的には是非とも読んでみて。」
大きな声で皆さんに伝えたいですね。
本当に感動しますよ。