最終更新日: 2017/07/02
おはようございます。
今日は、朝から暑い日です。
外に出ると、お天道様の強い日差しで汗が出てきます。
南相馬を含め東北地方は30℃を超える予報
熱中症対策を万全にして下さい。
先日、江戸時代中期に活躍をした儒学者「佐藤 一斎」を紹介しました。
生きていくうえでの心構、姿勢、志、天命など
当時の武士たちがこぞって、読んでいたというベストセラー「言志四録」
1,000数百にものぼる教えを遺しています。
今日は、その一節を紹介します。
【現代語訳】
人は必ず自ら反省して考察すべきである。
「天は何ゆえに自分をこの世に生み出し、
何をさせようとしているのか。
自分は天が生んだものであるから必ず役割がある。
その役割を果たさなければ天罰を受ける」と。
ここまで考えが明らかになると、
いい加減に生きる訳に行かないことが分かってくるだろう。
【言志録10条より】
人は須(すべから)く自ら省察(せいさつ)すべし。
「天は何の故(ゆえ)に我が身を生み出し、
我をして果たして何の用に供(きょう)せしむる。
我既に天物(てんぶつ)なれば、必ず天役(てんえき)あり。
天役共(きょう)せずんば、天の咎(と)が必ず至らん」と。
省察ここに到れば、則(すなわ)ち
我が身の苟(かりそめ)に生く可べからざるを知る。
「生きるのだ」
いのちいっぱい
生きるのだ
念じ念じて
生きるのだ
一度しかない人生を
何か世のため人のため
自分にできることをして
この身を捧げ
生きるのだ
坂村真民
今日も最後までお読み戴きありがとうございました。
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