最終更新日: 2010/02/27
『頂上決戦』この言葉は まさにキム・ヨナ 浅田真央の2人のアスリートの為にあるような言葉です。 オリンピック女子フィギア史上最高の戦いだったのでは・・・ 日本・韓国は、もちろん世界中が史上最高の演技を応援していたのではないでしょうか? 結果はヨナの完璧な演技で最高得点を更新しての「金」でしたから 心から拍手です。 何でも「タラ・レバ」は、ないけれど、 真央ちゃんがトリプルアクセルを2回飛んで成功させ 終盤のミスがなかったとしても追い越すのは難しかったと思います。 いずれにしても「よくやった!」 4年後ソチに忘れ物をとりに行って! これから2人の好敵手は、ますます高みに昇っていくでしょう。 また、4年後が楽しみです。 さて、 時を同じくしてTOYOTAがアメリカでのリコール問題で大変です。 アメリカのメーカーは、これ見よがしに「トヨタからの乗り換え」 1000$キャシュバックなんて露骨に叩いていますね。 アメリカという民族性でしょうか? 日本では、考えられないと感じるのは私だけでしょうか・・・? 昨日、お取引先の役員の方から興味深いレポートを戴きました。 何があってもトヨタは日本一の企業です。 そのトヨタが受け継ぐ「人材育成の心構え」 こんな表現が適切でしょうか? 今日からシリーズでお伝えします。 『人を育てるトヨタの口癖』 出版社:(株)中経出版 編著者:(株)OJTソリューションズ編著 (元トヨタマンが活躍するコンサルティング会社) 1)『おまえあそこいったか?俺は行ってきたぞ』 トヨタには現場・現物・現実という三現主義がある。 実際に現場に行って、現物を用いて考え、現実を捉える。 それが社内の隅々まで浸透している。トヨタではリーダーになればなるほど現場をこまめに見て歩く。 この姿勢はトヨタのDNAとして受け継がれている。 2)『者に聞くな、物に聞け』 部下からの報告に頼ってはいけない。 現場の作業者から聞いた事と、実際に現場で起こっている事とが食い違っている事は良くある。 だから実際に自分の目で現場を見て、何が起きているかをつかまなければならない。 3)『現場は毎日変化させないといけない』 無駄をなくすためにカイゼンを行う。カイゼンを行えば、現場はドンドン変わる。 『毎日変化させる』とは、カイゼンをやり続けるという事だ。 トヨタの場合、上司が現場にやって来て一番喜ぶのは現場がゴロッと変わっていることだ。 現場が変わっていないと、「おまえの現場はいつも一緒じゃないか」と叱られた。 4)『流されるな、自分の仕事はもっとあるだろう』 管理監督者が当事者になり火の中に入ってしまうと、 目前の火を消す事ばかりに専念してしまい、何が何だか分からなくなる。 しかし、管理監督者のやるべき本当の仕事は他にあって、それはカイゼンと、部下の育成である。 日々の仕事に流され、計画性もなしに、行き当たりばったりの仕事をしていては管理監督者の仕事は勤まらない。 目の前の火事は消さねばならないが、火消しにかかりきりになってはいけない。 5)『リーダーはやらせる勇気、メンバーはやる勇気』 新しいチャレンジには必ず失敗が伴う。 現場をよく知っている人間ほど、そのことをよく知っている。 よく知っているからこそ、動けなくなって、前に進めなくなる。 大騒ぎとなった現場にやってきたトヨタのある専務は、 「どうしたんだ」 「設備を壊してしまいました」 「誰かに叱られたか」 「いえ、叱られていません」 「そうか、安心した」 あるとき老朽化した設備を「機械を壊してもいいから思い切ってやってみろ」と上司に言われ、 やってみて失敗した結果だった。 リーダーはやらせる勇気を持たなければならない。 「失敗するかも知れない」と現場が思っている時に、「俺が責任を持つからやってみろ」と言えなければならない。 そして、メンバーは思い切ってやってみる勇気が必要だ。 中身は、トヨタかもしれませんが良いところは貪欲に見習うべきだと感じます。 いかがですか?お役に立ちました? |