最終更新日: 2010/03/22
昨日の暴風は、凄かった! 各地で大きな被害があったようです。 皆さん被害は、なかったでしょうか? 朝方から午前中の風は、過去最大じゃなかったのかな? 今日は「米長 邦雄」名言集をお伝えします。 米長 邦雄(よねなが くにお、1943年6月10日 - )は、将棋棋士。 2003年11月、紫綬褒章受章。2003年12月、引退。 タイトル獲得数19期は歴代5位。永世棋聖の称号を保持し、引退前から名乗る。 棋士番号85。佐瀬勇次名誉九段門下。日本将棋連盟会長(2005年 - )。 輝かしい戦績だけでなく、そのキャラクター・思想・言動・ユーモアにより、 将棋界の外においても大きな影響力、人脈を持ち、話題も提供する人物。 山梨県南巨摩郡増穂町(現・富士川町)出身。 中野区立第八中学校、東京都立鷺宮高等学校卒業。中央大学経済学部中退(中央大学学員)。 小学校3年の頃、周囲の大人達を負かすようになったそうです。 小学校6年の頃、師匠となる佐瀬勇次が米長の生家を訪れて、 プロ将棋界へ進むことを勧めました。 そのとき佐瀬が両親に言った言葉は、 「息子さん(米長)は名人になれるかわからないが、八段にはなれます」といわれたそう。 3人の兄は東京大学に進みました。(凄いお兄さん達ですね) 「兄達は頭が悪いから東大へ行った。自分は頭が良いから将棋指しになった」 という言葉は有名。 ただし、実際に米長自身が発言したのかどうかははっきりしていない。 (Netより) 私は一昨年、米長さんの講演を聴講しました。 講演の中でとてもレアな話がありました。 「本田宗一郎さんは、将棋が好きで私は何度も対局させて戴きました。」と へぇー!って思いましたけどね。 やはり、講演の内容は「ユーモア」と「色気」がたっぷりで興味深く聴きました。 「いちばん大事なことはな、 いちばん最初の女に 尊敬されることなんだ」 出典:『運を育てる』、米長邦雄、クレスト社、P23より 米長さんは、一番最初の女に尊敬されるかどうか、 それで一生の女運が決まる、と言います。 “なるほど、この言葉には真実がある!”って 感じます。 米長氏は50歳で将棋の名人位を手にしました。 早熟の天才若手棋士がひしめく世界で、 50歳の高齢(失礼)棋士が名人位に就くことは奇跡に等しい快挙です。 将棋は掛け値なしの実力の世界。将棋の研究に没頭するのは呼吸をするように当然で、 その他に勝負を左右する要因があります。それが「運」です。 「過程で まったく笑いがない場合には、 どこかで破綻が生じる」 出典:『運を育てる』、米長邦雄、クレスト社、P17より 勝ち負けがハッキリする 将棋の世界で、 米長さんは“勝利の女神”を意識しています。 そして、勝利の女神の判断規準は2つあり、 1つが、笑いがあるかどうか、なのだそうです。 勝負に厳しい世界で、“笑い”を重視する。 この辺が、米長さんらしい哲学です。 「いかなる局面においても 『自分が絶対に正しい』 と思ってはならない」 出典:『運を育てる』、米長邦雄、クレスト社、P16より 勝利の女神の、2つめの判断規準は、 「自分が絶対に正しい」と思ってはならない、 ということだそうです。 これを、米長さんは「謙虚」と表現します。 <前出の米長邦雄の名言>と合わせて要約すると、 「勝利の女神は、正しいか否かよりも、 笑いがあるか、謙虚であるかどうかを 重視している」 出典:『運を育てる』、米長邦雄、クレスト社、P16より ということになるそうです。 人生哲学といえば、カタイ印象がありますが、 “笑い”“謙虚”という2つのキーワードは、 やわらかく、分かりやすく、説得力がありますね。 一部Netより いかがでしたか? |