原町日の出町店 店舗ブログ

不安の原因は?

最終更新日: 2018/03/03

 

先日、ホンダの主催で「緊急経営相談会」なる会合がありました。

 

 

 

3・11未曾有の大震災による影響で自動車メーカー各社の生産が半分以下に激減。

 

 

 

さらに全国民の様々な消費マインドが低下して日本経済はどうなってしまうんだろう??

 

 

 

こんな心配をせざるを得ない状況が続いています。

 

 

 

我々Honda陣営も例外ではなく、全国で過去に経験したことのないくらい

 

 

 

販売実績が激減しています。

 

 

 

商売を永続していく為には、もちろん資金繰りです。

 

 

 

商いは「人・物・金」といいます。

 

 

 

その金の部分の勉強会でした。

 

 

 

 

honda-j1.jpg
                技術の天才本田宗一郎の右腕としてホンダの実務を負い、



                   ホンダの「実質 的な経営者」とも呼ばれた藤澤武夫



                   「本田宗一郎」と経営を影で支えた。



                





とはいっても、

 

 

 

お金を生み出す訳にはいかないし、沸いてくることもありません。

 

 

 

今後、売上・収益が落ち込んでしまうことは、

 

 

 

避けられない事実・・・、

 

 

 

ならば、「入るを図り出を制する」しかありません。







                 



セミナーでは計算式に数字を入力することで自動的に

 

 

 

グラフが出来て視覚的に資金状況が観えるという物でした。

 

 

 

すごく、解りやすい勉強会でした。

 

 

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             上杉鷹山(うえすぎ ようざん)、米沢藩の第9代藩主(1751-1822) ...

              
             財務破綻寸前の米沢藩をV字回復させた立役者。まさに「入るを図り出を制する」


             藩政改革でした。私が歴史上最も尊敬する人物。

                 
             「生せば生る成さ ねば生らぬ 何事も生らぬは人の 生さぬ生けり」


             鷹山の有名な言葉です。






震災後、原発災害で2店舗ともに休業を余儀なくされ、

 

 

 

4月1日に鹿島店のみで再開をしましたが、

 

 

 

避難生活から戻れない社員が大勢いて組織として機能しない。

 

 

 

されど、お客様が大挙して訪れ対応がしきれない・・・

 

 

 

『俺がしっかりしなくちゃ!』

 

 

 

心のスイッチを入れるんだけど、動けない。

 

 

 

頑張ろうと、すればするほど何から手を付けていいのか?

 

 

 

ますます深みにはまっていくような感じでした。

 

 

 

気持ちを整理することができなかったんですね。

 

 

 2011012915020000.JPG           1月末に福島市で行われた「白石先生」の講演会。


            今晩、先生が主催されるセミナーに行ってきます。








メンタルトレーニングを勉強していて、こんな状況を打開する

 

 

 

手法も知識として持っていましたが、それをやる気にすらなれませんでした。

 

 

 

様々な不安が次々と頭をよぎり、心を整理することさえ、

 

 

 

後向きな気持ちが、それを遮っていたんです。

 

 

 

今回のセミナーで不安の原因が観えてきました。

 

 

 

つまり、やるべき事が何なのか見つけることができました。

 

 

 

 

私達は、不安の原因が判らず手探りの状態で右往左往することがあります。

 

 

 

真っ暗闇の中で何か物音がしようものなら、

 

 

 

怖くて不安になるでしょう?

 

 

 

それと一緒です。

 

 

 

明りを付けて物音の原因が判れば、

 

 

 

「な~んだ!これかぁ!」てな具合で、いくらでも対処することが出来ます。

 

 

 

私達の心の中もまったく同じなんですね。

 

 

 

 

 

こんな時こそ、「マインドマップ」や「マンダラ思考」が威力を発揮します。

 

 

 g_coaching.jpg            マインドマップ(心の地図)


マンダラチャート.gif             マンダラ思考



これらについて、後日ブログセミナーでお伝えします。






                          今日も最後までお読み頂きありがとうございました。





ご感想を頂けるととっても励みになります。
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上記の内容は、2011/05/27当時のものです。現在とは異なっている場合がございますので、ご注意ください。

集中を乱すもの 後編

最終更新日: 2018/03/03

 

 おはようございます。

 

 

昨日の内容をもう少し分かりやすい例で説明してみましょう。

 

 

 

英語には助動詞というものがあります。

 

 

 

食べるというのは動詞で、「私は食べる」というのはI eatです。

 

 

 

それに助動詞をつけてみます。「私は食べることができる」というのはI can eat。

 

 

 

「食べなければならない、だから食べる」 というのはI must eatです。

 

 

 

さらに、I will(食べたい)、May I(食べてもいいかな)、

 

 

 

Shall I(食べるべきかな)というように、

 

 

 

人間にはcan、must、will、may、shallといった5つの助動詞があります。

 

 

2010113011560000.jpg            熊本阿蘇五岳より外輪山の始り

 




 ところが動物は、生きるために食べねばならないから食べるだけです。

 

 

 

つまり、mustとcanという2つの助動詞しかありません

 

 

 

ですから、私たちがライオンの前を通り過ぎたとしても、

 

 

 

彼(?)が満腹なら襲いかかられることなどありません。

 

 

 

ところが人間の場合は、例えばフランス料理のフルコースを食べて、

 

 

 

もうお腹がパンパンになっていても、

 

 

 

まだ食べたことのないデザートが出たりすると、

 

 

 

これも食べてみようかということになります。

 

 

 

逆にお腹がすいてたまらないのに、

 

 

 

ダイエットのために食べるのを我慢している女性もたくさんいます。

 

 

 2010113011270000.jpg             阿蘇山のお釜










 ほら!ハムレットの「なすべきか、なさざるべきか、それが問題だ」というのは、

 

 

 

人間のこうした側面を見事に言い表していると思います。

 

 

 

悩むというのは人間の特権ですが、勝負や決断する時においては禁物です。

 

 

 

ならばどうするか・・・

 

 

 

試合や仕事での重要な局面のときには、動物になってしまえばよいのです。

 

 



                 異常なまでの勝負強さだった「長島茂雄」

                 バッターボックスに立つと瞬時に

                  ライオンやヒョウに変身していたのかも・・・






 

白石先生はこれまでたくさんのスポーツ選手たちに

 

 

 

メンタル面の指導をしてきましたが、こうした突飛な考え方が、

 

 

 

実は真理をついているのではないかと思えるようになったそうです。

 

 

 

まじめで人間的にはすばらしいと思える選手(社員)たちが、

 

 

 

あれこれ考え過ぎてかえって悩みの泥沼にはまりこんで

 

 

 

抜け出せないでいる例を数多く見てきたそうです。

 

 

 

そういう選手たちには、

 

 

 

勝負するときにはライオンやヒョウになれと言うことにしているそうで、

 

 

 

試合が終わったら、今度は人間に戻ってよく考え反省しようと

 

 

 

指導するとおっしゃっています。

 

 

 

もうよくお分かりのように、だれにも過去や未来をコントロールすることはできません。

 

 

 

私たちが唯一コントロールできるのは、

 

 

 

“ここ”という場所と、そして“今”というこの一瞬だけなのです。

 

 

 

 

 

いかがでしょう?

 

 

 

メンタルトレーニングは、スポーツでも仕事でも通じるところを感じませんか?








                                                               
一部、白石先生の著書より引用しました。




   『夢を叶える今日の言葉』



       ・昨日は昨日。大事なのは明日だ。


 Yesterday is Yesterday.Tomorrow is important.



                                    By.イビチャ・オシム


今日も元気に行こう

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上記の内容は、2011/05/26当時のものです。現在とは異なっている場合がございますので、ご注意ください。

集中を乱すもの

最終更新日: 2018/03/03

 

おはようございます。



気持ちの良い五月晴れです。



5月もあと1週間・・・



本当、早いです。「時間は追われるじゃなく、追いかけて行こう。」 

 

 


さて、今日は集中を乱すものは何か?




白石先生の著書から引用させてもらいます。








白石先生.jpg                      私の師匠「白石豊」先生






 

試合や勝負ごと仕事の中でよく言われる「集中力」

 

 

 

体調がよく気持ちよく望めれば心配ないですが、

 

 

 

生身の人間ですから、いつもそんな訳には行きません。

 

 

 

 

 

この仕事を上手くやりたい。失敗したらどうしよう?

 

 

 

〇〇課長にグズグズ言われるだろうな。

 

 

 

この場面でタイムリーヒットを打てれば、逆転できる。

 

 

でも、打てなかったらどうしよう・・・

 

 

 

なーんて、私達の心の中は常に「雑念」がムクムク沸いてくるものです。

 

 

 

雑念の元である「エゴ(我)」をコントロールする方法を述べる前に、

 

 

 

絶えず揺れ動く私たちの心の中をもう少しのぞいてみることにしましょう。

 

 

 

 024b.jpg




 

例えば、静かに座っていても、

 

 

 

私たちの心の中にはさまざまな思いが浮かび上がってきます。

 

 

 

そんな当たり前のことが、

 

 

 

実はこの地球上にいる生物の中で人間だけだと言ったら、

 

 

 

みなさんは驚かれるでしょうか。

 

 

 

 

 動物と違って人間には、過去を振り返る能力があります。

 

 

 

遠く過ぎ去ったことを思い出して悲しくなって涙をながしたり、

 

 

 

楽しかったことを思い出し笑いをしたり、

 

 

 

うれしくなったりします。

 

 

 

また 未来に対しても、期待に胸を膨らませるかと思えば、

 

 

 

逆に不安に怯えたりするわけです。

 

 

 

 

 

つまり、「今」を生き続けているのに、

 

 

 

過去にも未来にも心は飛んでいくことができるのです。

 

 

 

これはとてもすばらしいことですが、

 

 

 

同時に人間を複雑にしている根元でもあります。

 

 

 

ちょっと小難しいことを言っているようですが、

 

 

 

実は、このことが私達の仕事の中で集中について考えていくときに、

 

 

 

大きなヒントを与えてくれるのです。






今日はここまでにします。明日「集中を乱すもの」後半をお伝えします。











コメントを下さい。
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上記の内容は、2011/05/25当時のものです。現在とは異なっている場合がございますので、ご注意ください。

呼吸法(鎮静呼吸法)

最終更新日: 2018/03/03

おはようございます。





昨日お伝えしたIRT(インスタント・リラクゼーション・テクニック)は、





仕事の中でパソコンを使って長い時間を費やしたり、

 

 

 

根を詰めて作業をしているとか、

 

 

 

次の作業に移る際に体と気持ちを切り替える。

 

 

 

なんて、いう時も非常に有効です。

 

 

 

さて、

 

 

今日はIRT(インスタント・リラクゼーション・テクニック)をやった後、

 

 

 

さらに心を落着けるテクニックをお伝えします。

 

 

 2011040314390000.jpg

           

            4月3日『細川佳代子さん』が南相馬にいらっしゃいました。


            桜井市長と3ショット 








【呼吸法(鎮静呼吸法)】です。

 

 

 IRTを3回ほど行った後、さらに呼吸法を使って、

 

 

 

より深いリラックス状態へと導入します。

 

 

 

感情をコントロールするテクニックです。

 

 

 

つまり、心を落ち着かせる呼吸法です。

 

 

 

これは、吸うのが1、吐くのが2の割合で行う呼吸。

 

 

 

つまり、5秒吸ったら10秒吐く、10秒吸ったら20秒吐くといった具合です。

 

 

 

吸う時にお腹を膨らませ、吐く時には、お腹をへこませる。

 

 

 

いわゆる、複式呼吸です。呼吸は全て鼻で行います

 

 

 

さらに、ここで重要なテクニックをお伝えします

 

 

 

吸う時には、心の中でポジティブな言葉。

 

 

 

例えば、

 

 

 

「この仕事は完璧にできる。」「必ず上手く行く」

 

 

「俺は出来る」「俺の身体にエネルギーが入ってくる」

 

 

こんな言葉を心の中で唱えます。

 

 

 

 

今度は、鼻から息を吐くときにネガティブな感情を吐き捨てるようなイメージで、

 

 

 

「弱気な気持ちは出て行け」「脳の中の二酸化炭素が一緒に出ていっている。」

 

 

「体中の細胞の老廃物が出ていっている。」

 

 

 

なんてことをイメージしながら、心の中で唱えます。

 

 

 

つまり、呼吸に想念を載せるんです

 

 

 2nd-gallery07-img.jpg



この呼吸を3分ほど続けると、さらにリラックスが深まっていきます。

 

 

 

本当にスッキリします。

 

 

 

昨日からお伝えしているIRT(インスタント・リラクゼーション・テクニック)から

 

 

 

この沈静呼吸法までの一連の動作は5~6分もあれば出来ます。

 

 

 

これから部活で県大会を目指す中学生や高校生をお持ちの方、

 

 

 

そして、来年春に受験を控える子供をお持ちの方々は

 

 

是非ともお勧めです。

 

 

 

 

先ずは、貴方がやってみて効果を確認して下さい。

 

 

 

驚くほど効果絶大です。




                             一部、白石先生の著書メンタルベースボールより







やってみた効果なんかをご報告下さい。

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上記の内容は、2011/05/23当時のものです。現在とは異なっている場合がございますので、ご注意ください。

IRT(アイ・アール・ティ)

最終更新日: 2018/03/03

 

 

 

 おはようございます。



昨晩、東京の叔母から携帯に電話がありました。



(おっ、珍しいなぁ!何だろうと思いつつ・・・)



 
叔母は、日中銀座のデパートへ出掛けたところ、なんと・・・




「南相馬の物産展をやっていたのよ!」




南相馬も広いからどこだろうと思ったそうです。




「南相馬のどこですか?」と尋ねると、責任者が



「南相馬の鹿島区から来たんですよ。」



「え~~っ!私の実家は鹿島のホンダセンターウメダですよ!!!」   叔母



「え~~っ!まもチャンのとこ???」 責任者

   (地元で結構親しい人には、「まもちゃん」と呼ばれています。)






なんと、なんと我社の隣のガソリンスタンドの奥さんだったそうです。(笑)Tongue out



がんばろう福島!



がんばろう南相馬!!





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さて今日は、極度の緊張状態から緊張をほぐし

 

 

 

尚、且つ集中力を付けられる方法 (インスタント・リラクゼーション・テクニック)をお伝えします。

 

 

 

例えば、3年間厳しい練習を重ねて、いざ地区大会1回戦。

 

 

 

いかに実力のある選手やチームでも緊張するもの・・・

 

 

 

志望する大学受験、

 

 

 

初めてのデート???

 

 

 

とにかく重要な試合や試験、うまくやろう。やらなくちゃ。

 

 

 

どんなに心臓か強くて、図太い人でも1度や2度こんな経験・体験があって、

 

 

 

コチコチに緊張したことがあるはずです。

 

 


 

頭に血が上ったようで「ボーっとする」

 

 

口がカラカラに渇く

 

 

足がガクガク震える

 

 

目に見える範囲が極端に狭くなる

 

 

身体に鉛がくっ付いたように思うように動けない。スムーズに動けないetc・・・

 

 

 

極度に緊張すると人は、このような生理現象が起きます。

 

 

 

私も以前は、しょっちゅうでした。

 

 

 

メンタルトレーニングの権威「白石豊先生」直伝の

 

 

 

インスタント・リラクゼーション・テクニックです。

 

 

 白石先生.jpg                       私の師匠『白石豊先生』
              
        
             福島大学教授と福島大学付属中学校の校長先生を兼務されながら


              日本のトップアスリート達のメンタルアドバイスをしています。






日本のトップアスリート達が試合前の緊張をほぐす

 

 

 

メンタルウォームアップに使う選手が多いそうです。

 

 

 

 

 まず床に仰向けで横になるか、椅子に腰かけます。

 

 

 

静かに目を閉じて、2~3回深呼吸をしたら、





次のような順番で体に力を入れ、筋肉を緊張させていきます。

 

 

 

「足、ふくらはぎ、太もも、お尻、お腹、背中、胸、肩、上腕、




前腕、首、最後に顔面」という順番です。

 

 

足から顔面までの筋肉を緊張させるのには、せいぜい10秒から15秒もあれば十分です。

 

 

そして全身がブルブル震えるほどの最大緊張に達したら、

 

 

さらに5秒ほどその状態を保ってから、一気にリラックスします。

 

 

 

体全体がユルユルになるくらい全身から力を抜きます。

 

 

 

 最大緊張から最大弛緩へというのが、このIRTの狙いです。

 

                         バンクーバー五輪【パシュート】「ブレード(刃先)の差」で惜しくも

            金メダルを逃し銀メダルを獲得した3人。右側の「田畑選手」は、


             五輪の3年前から白石先生の
指導を受けていました。

            
             来年は、自転車で夏のオリンピックを目指しているそうです。








完全に筋肉が弛緩した感覚をしばらく味わったら、再び順番に力を入れていき、

 

 

また緩めるという動作を2、3回行います。

 

 

これでかなりの緊張状態にある人も、

 

 

容易にリラックス状態を取り戻すことができるので、様々なシーンで使えますよ。

 

 

 本当簡単に出来ます。是非、今日の仕事の合間にでもやってみて下さい。








今日はここまで。

 

 

明日はIRTの後、さらにリラックスできる動作を紹介します。





                              一部白石先生の著書メンタルベースボールより引用







  コメントを下さい。

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上記の内容は、2011/05/22当時のものです。現在とは異なっている場合がございますので、ご注意ください。