最終更新日: 2018/03/03
おはようございます。
昨日と一昨日は福島県Honda 会の会議で郡山に出掛けていました。
2日連続の会議でちょっとお疲れモードでした。
先日のブログで川上哲治さんの座禅修行についてお伝えしました。
覚えていますか?
そうです。本心・妄心のタイトルで「氷を溶かして水にせよ」でしたよね。
川上さんが当時のジャイアンツ正力オーナーに初めて座禅を勧められた時のお話です。
「私(川上)がはじめて正眼寺に参禅したとき、
師の梶原逸外老師にいただいた墨跡の一つに
“窮而変変而通”(窮して変じ、変じて通ず)というのがある。
真剣にやっていれば、必ず行きづまる。
それでも一心になってやっていくと、ひょいと通じるものだ。
通じないのは、行きづまる段階までいく真剣さが
足りないということだという教えとともにいただいた。
一所懸命にやって壁に突き当たる。またやってみる。
それでもどうしてもダメだったら、視点、角度を変えて、
また一所懸命にやってみる。そうすれば、道は必ず開ける。
これは、世間一般に通じる哲理だと思う。
もちろん野球も他のスポーツも例外ではない」
一般には一所懸命、真剣にやっていれば、必ずうまくいくと言われます。
ところが梶原老師は、そうは言われず、真剣にやればやるほど、
必ず行きづまるというのです。
私(守さんですよ)は、何度かこんな体験をしました。
こんなに真剣に正直に一所懸命やっているのに・・・
なぜ?上手くいかないんだろう???
やれば、やるほど壁や障害が立ちはだかります。
でも、ひょんなことから、解決できる人が現れたり(出会い)
今迄の自分になかった情報が入ってきて「ハッ」と閃いたり・・・
白石先生に川上監督のこの文章を教えてもらって、
今まで自分が体験してきたことに整理がついたんです。
「白石豊先生」
福島大学教授。福島大学付属中学校校長を兼務
する傍ら日本のトップアスリートと呼ばれるスポーツ選手に
メンタルアドバイスをしていらっしゃいます。
仕事でもスポーツでも人から「やらされ感」が心のどこかに潜んでいると
こんな境域になれないことは、言うまでもありません。
「できないのは、できる前に止めてしまうから」
【今日の言葉】
真剣だと知恵がでる。
中途半端だと愚痴がでる。
いい加減だと言い訳ばかり。
今日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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