最終更新日: 2018/03/03
おはようございます。
皆さん、「リーダーのやさしさ」とは何でしょうか?
最近特に、部下やメンバーにやさしくしたいというリーダーが多いんじゃないでしょうか?
これはとても良い事です。私も常々思っています。
私にとって永遠のテーマかも・・・
人を引っ張り、導いていくリーダーにやさしさがなければ、
部下やメンバーは動いてくれません。
そして部下やメンバーも結果を出すことはできません。
あまりにやさしさを意識することでリーダーとしてのやさしさを
勘違いしている場合も少なくありません。
これは親子関係でも言えますよね。
部下や子どもの笑顔がみたい。仕事をしやすい環境を作ってあげる。
困っている時に助けてあげる。親身にアドバイスをしてあげる。
これらはやさしさの現れです。
しかし、勘違いしていけないのは「嫌われないための行動」に
なってはならないことです。
部下やメンバーに嫌われないように行動する、気を遣う。
ここに意識が集中してしまうと、
リーダーとしてのやさしさとは違ってしまいます。
この様なリーダーは、部下からは良い人って映りますが
厳しさに欠けて組織に規律がなくなります。
また、逆に立場をわきまえず正論ばかりを振りかざして、思いやりに欠け
リーダーが組織をかき回しギクシャクすることも現場で起きうることです。
自分の「立ち位置を理解していない人」です。
リーダーの本当のやさしさは何なのか……
この壁にぶつかっている人が多いんじゃないでしょうか?
リーダーのやさしさとは時には厳しい事や言いたくない事を伝えることです。
部下やメンバーの成長を考えた場合には一歩踏みこんで
厳しいフィードバックをしたり歯を食いしばって仕事の量や負荷を多くすることです。
ただ、この時に気を付けなくてはならないのは、
決して感情的にならないことです。
怒りを含んだ会話は「問題解決エネルギー0%」です。
本当のやさしさをもったリーダーには愛情をもって叱ることも必要になってきます。
愛情があれば部下やメンバーにリーダーのやさしさが伝わります。
嫌われないようにするためのやさしさ、
単に過保護にするだけのやさしさによって
部下やメンバーが自立できない環境を作らないように注意が必要ですね。
今日も最後までありがとうございました。
一部愛読メルマガより
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