最終更新日: 2011/07/13
おはようございます。
一昨日、東北南部の梅雨が明けたそうですね。
豪雨もあったけど、あんまり雨は降らなかったなぁ
普段の年だったら、空梅雨で農家の方々は困るんでしょうが、
今年この南相馬では、全然関係ありません。
農作物の作付けは全く出来ませんから・・・
いっそ、冷夏でも良いよ!
なんて言ったら全国他の地域の人たちに怒られますね。
さて今日の本題
月曜日は、福島に出張でした。
JA共済の福島県総会が行われ約200名の参加だったかな。
JAさんのお偉いさんの挨拶から始まり昨年度の表彰式
そして、休憩を挟んで基調講演会がありました。
正直、この講演は毎年あんまり面白くない・・・(担当の方ゴメン!)
なので、読みたかった本を持ち込み講演が始まると同時に
本を開いて読み始めたんですが・・・
1分もしないうちに講演者の話に引き込まれました。
講演者はラジオ福島「大和田新」アナウンサー
https://www.rfc.co.jp/rfc/index_ver2.php
演題は「心つないで」
3・11大震災をとおして、マスコミの役割、ラジオ局の役割、
存在意義、自身の人間としての在り方、生き方を深く深く考えされられた。
と、切り出しました。
6月10日南相馬市原町第2中学校で超有名なアーティストが
全くのボランティアで支援コンサートを行ったそうです。
ラジオ番組の中でも取材をしながら放送したそうですが、
ご本人の希望でまったくプライベートで支援にきているので、
名前は伏せて欲しいとのことで紹介する際に
頭が「さ」で始まり最後の文字が「し」で終わる長崎出身者と
紹介したそうです。(皆さん判ります?)
600席用意した会場には1200名以上のお客さんが来場したそうです。
「いやー!流石にさださんのコンサートは良かったですよ」。大和田アナ(んっ?)
コンサートに訪れた40代の女性にマイクを向けたそうです。
「明日で震災から3ヶ月を迎えますがいかがですか?」大和田アナ
「私の義理母と主人は津波に流され、まだ行方不明です。
震災から3ヶ月とか2ヶ月とか言うけど、私たちの震災は、
まだ終わっていないんです。私たちに節目はありません。
勝手に区切りを付けたがるのは、マスコミのあなた方でしょう?
あなた恥ずかしくないですか」。主婦
大和田アナは、思わず絶句したそうです。
なんて恥ずかしい人間なんだろう。とも思ったそうです。
自分の仕事ってこんなもんか・・・
深く深く考えさせられ涙が出てきたと言います。
つづく。
ありがとうございました。
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