最終更新日: 2011/08/01
おはようございます。
今日から8月新しい1ヶ月の始まりです。元気に明るく。
さて、「エトス」信頼性の完結編です。
人間は大昔他の動物に対してアドバンテージを取るために、
歴史がはじまった以降は他の人間の集団に勝つために、
人は周りと協力関係を築いて生きてきました。
ですから、
今、目の前にいるこの人と協力関係が築けるかどうかということを、
私たちは敏感に察知しようとします。(人間のDNAに組込まれているようです。)
その結果、協力関係が築ける人と認識し信頼する人はどういう人かというと、
約束を守ってくれる人ということになります。
約束を守ってくれない人とは協力関係を築きようがないですからね。
よって、他人との間にエトス(信頼性)を育もうと思えば、
事の大小にかかわらず、日々たくさん約束をし、
それを果たしていくことが求められます。
「いつまでに何をやる」と約束したらそれをきっちり果たす。
こうしたひとつ、ひとつの積み重ねで、お互いの信頼が培われていきます。
部下は、その上司が、約束を守る人か?
そして、信頼するに足る存在かを見ています。
それが果たされて初めて、ロゴス(論理)とパトス(情熱)が意味を持つ。
また一方で、あなたに上司がいるとしたら、上司の側も、
部下であるあなたが信頼できる人間か見分けることに腐心しています。
期限は守っているか、やると宣言したことをやり遂げているか、
朝は時間通りに出社しているか・・・。
そう考えると、あなたは、部下に対しても上司に対しても、
信頼を獲得するために約束をし、守り続ける必要があります。
まずエトス(信頼性)を高め、
ロゴス(論理)とパトス(情熱)をそれに続ける。
そうすることで、
リーダーとして放つ周囲への影響力を高めていけるのです。
管理職やリーダー職の皆さん!
もっと、もっと人間力、信頼感を磨く勉強をしよう。
3回に渡ってコーチ・エィ鈴木義幸氏のコラムを引用させて頂きました。
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