原町日の出町店 店舗ブログ

生んでくれてありがとう

最終更新日: 2012/01/27





おはようございます。




先週末から超ハードでした。




23日(月曜)の政策発表会議の準備でパッツン・パッツンに詰まり






社員の皆さんと共に懇親会をしながら宿泊






翌日、朝食後にHondaの会議の為、郡山に移動して宿泊






2日連チャンの外泊は効きます・・・





てな訳で一昨日からチョット気が抜けてます・・・





今日からスイッチを入れ直してストイックに行きますよ!










画像 120.jpg                            アシモが南相馬にやって来た






さて、今日は「生んでくれてありがとう」をお届けします。












私が4歳の時、父と母は離婚した。







祖父母と同居していたため、父が私を引き取った。






母は家を出て行く日に私を実家に連れて行った。






家に戻ると母はドアの所で






「おばあちゃんちに又行かなきゃいけないの」そう言った。









「いつ帰ってくるの?」と聞くと困った顔をして少し黙り






「日曜日かな?」と答えた。










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疑いもせずに私は笑顔で手を振って送り出した。






日曜日がいつかも知らなかった。






それから私は祖母に日曜日がいつかを聞いては、玄関で待つ日々が続いた。







何回か繰り返したある日、






母以外の家族全員が揃う夕食の時間に私は聞いてみた。








「あのね、ママが帰ってくる日曜日っていつだか知ってる?」






食卓が凍り付いた。






それまでの笑顔が全く消えみなが押し黙って目を伏せた。








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「私、うっかり聞くのを忘れちゃったのよー」と笑いかけたが、







誰1人笑ってはくれなかった。







それ以来、私はママの話しは絶対にしないようにしてからもう30年が経つ。









結婚式にも呼ぼうとはしなかった。






今では、1歳の娘と5歳の息子がいる。













画像 107.jpg






先日、5歳の息子が







「ねぇ、妹と僕を産んだのはお母さんだよね?」と聞いてきた。






「パパを産んだのはばぁばだよね?」








「ママを産んだのは誰?」







「おばあちゃんよ、でもどこにいるかわかんないから会えないのよ」









「僕会いたいなぁ」











画像 113.jpg                        アシモの後ろ姿がなんとも可愛いなぁ











「どうして?」







そこまでは平気な受け答えだった。











ママを産んでくれてありがとうって言わなきゃ!」







(うん、会いたいねぇ)と言うはずだったのに・・・








涙が止らなくなってしまった。













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ずっとずっと封印してきた言葉。







育てられないなら産まなきゃいいのにって思ったこともあった。








ありがとう息子









私はやっと素直になれそうだ











                                  今日も最後までお読み戴きありがとうございます。





コメントを戴けると励みになります。

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上記の内容は、2012/01/27当時のものです。現在とは異なっている場合がございますので、ご注意ください。

事実はひとつ解釈は無限

最終更新日: 2012/01/26




おはようございます。





今朝、5:40分過ぎに地鳴りと共に地震がありました。





宮城では、震度4だったみたいです。






まだまだ、地殻が落ち着かないんでしょうね・・・。







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さて、私たちは日頃生活を営む上で様々なことに遭遇し





目の前に見える出来事、現実に「心の色をつけて」解釈します。










ある人は、その現実がまったく気にならない。




ある人は、同じ現実なのにイライラするほどに我慢できない。




またある人は、その事実をポジティブな捉え方でいる・・・







目の前にある現実は、同じなのに感じ方が違うのはなぜなんだろう?











376024_219164764837446_100002317723121_524661_1446398544_n.jpg                         俺たち「ポジティ部」に入部したよ!









今日は、「事実はひとつ解釈は無限」をお届けします。





ある日、スミス夫人が病院の待合室で順番を待っていると、







小さな男の子とその母親が入ってきた。







男の子は片方の目に眼帯をしている。







少年は片目を失ったことなどまったく気にしていない様子なのだ。









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夫人は、一人で黙々とおもちゃの兵隊で遊んでいる男の子に話しかけた。








「その目はどうしたの?」







少年はしばらく考えてから、眼帯を持ち上げてみせ、こう答えた。






なんでもないよ。ぼくは海賊なんだ!







スミス夫人は、交通事故で片足の膝から下を失ったために、






この病院で治療を受け、そろそろ義足をつけられる状態にまで回復しつつあったが、






心の痛手から立ち直ることができなかった。








自分を障害者としか見ることができなかったのである。






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ところが、少年の「ぼくは海賊なんだ!のひと言がスミス夫人を変えた






一瞬のうちに、彼女の心はスティーブンソンの『宝島』に出てくる義足の海賊、






ジョン・シルバーの勇士をイメージしたのだ!








この時、障害者のイメージは消え去り、勇気が戻ってきた。






数分後、スミス夫人の名前が呼ばれた。








松葉杖をついて夫人が立ち上がると、その足を見て男の子が尋ねた。







「おばさんの脚、どうしたの?」








303829_181984858559529_100002440493858_378645_1059617031_n.jpg                誰もがこの映画に憧れて船に載ったらマネしたいって・・・

                でも、邪魔者!











夫人は、短くなった自分の脚に目を落とすと、







すぐに顔を上げ、にっこり笑って答えた。








なんでもないの。おばさんも海賊なのよ










                                                                     今日も最後までお読み戴きありがとうございました。



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上記の内容は、2012/01/26当時のものです。現在とは異なっている場合がございますので、ご注意ください。

少年との約束~ブログ再始動

最終更新日: 2012/01/23

 



おはようございます。






昨日は、私がこの世に誕生した日でした。

 

 

 

もう○○王手!

 

 

 

まぁ、いくつになっても特別な日ですね。

 

 

 

1月11日の20㌔警戒区域「時間が止まった南相馬」』から

 

 

 画像 085.jpg                3月11日のままの南相馬小高区







このブログを更新していませんでした。

 

 

 

10日以上も更新していなかったので、

 

 

 

心配して会社へお電話をくれた方もいらっしゃいました。

 

 

 

大丈夫!私は元気ですよ。(笑)

 

 

 

多くの方々に

 

 

 

3・11のままの南相馬を観て戴きたかった為です。

 

 

 

11日から20日までの10日間で、なんと1,500件もの

 

 

 

アクセス件数がありました。

 

 

 

もちろん過去最高のアクセスです。

 

 

 

衝撃の惨状・・・

 

 

 画像 089.jpg




近々、浪江町(福島第一原発から10㌔圏)に行ってきます。

 

 

 

その際また、皆様に報告します。

 

 

 

 

 

さて、今日は「少年との約束」をお届けします。

 

 

 

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アメリカの、とある地方に野球観戦の大好きな、

 

 

 

 

でも、目の見えない少年がいました。 

 

 

 

 

少年は大リーグ屈指のスラッガーである選手にあこがれています。

 

 

 

 

少年はその選手へファンレターをつづりました。

 

 

 

 315545_158421824245074_100002317723121_343493_358916675_n.jpg『僕は、目が見えません。 

 

 

 

 

でも、毎日あなたのホームランを楽しみにしています。

 

 

 

 

あなたのような強い心がほしい。

 

 

 

 

僕のヒーローへ。』

 

 

 

 

 

少年のことがマスコミの目にとまり、

 

 

 

 

二人の対面が実現することになりました。

 

 

 

 

カメラのフラッシュの中、ヒーローと少年はこう約束します。

 

 

 

 

今度の試合でホームランを放てば、少年は勇気をもって手術に臨むと。

 

 

 

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そして、その試合、ヒーローの最後の打席。

 

 

 

 

2ストライク3ボール。

 

 

 

 

テレビや新聞を見た多くのファンが、

 

 

 

 

スタジアムで固唾をのんで見守り、

 

 

 

 

少年自身も、テレビの中継を祈る思いで聞いています。

 

 

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ピッチャーが投げた最後のボールは・・・

 

 

 

大きな空振りとともに、キャッチャーミットに突き刺さりました。

 

 

 

 

全米から大きな溜め息が漏れようとした、

 

 

 

 

その時、スタジアムの実況が、こう伝えました。

 

 

 

 

ホームラン!月にまで届きそうな、

 

 

 

大きな大きなホームランです!

 






                                   最後までお読み戴きありがとうございます。

                                   



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上記の内容は、2012/01/23当時のものです。現在とは異なっている場合がございますので、ご注意ください。

20㌔警戒区域 「時間が止まった南相馬」

最終更新日: 2012/03/19

                                                           2012/ 1/11更新

おはようございます。





3・11大震災から今日で、ちょうど10ヶ月







私の友達やお客様の中には、大津波で家が流されてしまった方々が







たくさんいます。










そんな人たちに家が無くなって不自由な生活でしょう?









ますます寒くなるから体に気を付けてね。って必ず声を掛けるようにしています。






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その方々が異口同音に返してくれる言葉は、






気遣ってくれてありがとう。自然災害だから、仕方ない・・・。






でも、俺たちは津波で家が流されたから諦めが付くけど、20㌔圏内の人たちは、





      自分の家があるのに戻れないのは気の毒だ。とおっしゃいます。









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昨日、震災以来初めて南相馬市小高区に行ってきました。







3・11から時間が止まった南相馬





画像 078.jpg                   ここから20㌔警戒区域。岐阜県警が検問

                   マスクの奥の顔は、20代の警察官でした。



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                   このあたりで線量は、0.5μ㏜




小高区に住んでいたお客様に







同じ南相馬市でもこれだけ違いがある」その現状を観て欲しい。







完全防備で案内して戴きました。






この方は警戒区域の侵入許可書をお持ちでした。






まだまだ終わらぬ3・11の現在進行形をお伝えします






画像 080.jpg              崩れた家は、3・11からそのままです。



画像 081.jpg                   別角度から




画像 082.jpg               
「町の本屋さん」本が棚にそのまま・・・






画像 083.jpg               本屋さんの隣の家は、無残な姿



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画像 085.jpg             これは2階部分で1階がまるっきり潰れています。




画像 086.jpg              小高区の街中は、こんな住宅ばっかり・・・





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画像 088.jpg                 国道6号線が道路の先になる。

                 海岸から3.5㌔付近。3・11のまま・・・



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                国道6号線。小高区市街地の入口交差点

                ここも手付かずの状態・・・


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南相馬の20㌔警戒区域は、未だ3・11で時間が止まったまんまだ・・・




                            


                                   南相馬市小高区の現状をお伝えしました。







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上記の内容は、2012/01/11当時のものです。現在とは異なっている場合がございますので、ご注意ください。

細川佳代子さん~「適切な目標の設定」

最終更新日: 2012/01/09




おはようございます。






昨日は、郡山に細川佳代子さんがいらっしゃいました。




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12月初旬に細川さんから携帯に直接ご連絡を戴き






1月8日に郡山で講演をするので是非、来て欲しい。






細川佳代子さんが関わる社会貢献事業を南相馬でも活かせませんか?






そんなありがたいご連絡でした。






昨日の1時間40分のご講演を要約すると










人に貢献することで自身が幸せになれる。」に凝縮されます。












そんなこと知っているよ・・・






当たり前って思われるかも知れませんが






これに尽きます。







とても密度が濃い言葉です。

 



細川佳代子さんの画像をNetで検索していたら、このサイトになんと私の写真も掲載されています。
https://livedoor-search.naver.jp/image?q=%E7%B4%B0%E5%B7%9D%E4%BD%B3%E4%BB%A3%E5%AD%90&sm=tab_img





826224e6-s.jpg                  細川佳代子さんのブログから拝借しました。

                     女流書家「金澤翔子」さん





細川さんは、




20年前から知的障害者のオリンピック(世界大会まである)に関わっていらっしゃいます。






そして、この「スペシャルオリンピックス日本委員会」の代表を自らされています。




https://www.son.or.jp/about_son/so_philosophy/index.html

一昨年から女子マラソンのメダリスト有森裕子さんが代表を引き継いでいます。






それまで生きて来た50年よりスペシャルオリンピックスに関わった、





この20年の方がはるかに自分を豊かにしてくれている。






と、おっしゃいます。

 





2月10日から12日まで猪苗代・郡山で「スペシャルオリンピックス日本」が開催されます。

 https://www.son.or.jp/

 

 

 

せっかくのご縁を活かして社会貢献をして行くのが






私の使命なんて大袈裟なことを考えています。

 

 

 

 

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さて、昨日の続編です。

 

 

 

 

 

過去5年間遡って1年間を5分で書き出しましたが

 

 

 

 

書いているうちにハッとしたことがありました。

 

 

 

 

うまく行ったこと、成功したこと、良かったことetc・・・

 

 

 

 

思いつくまま書いていたら、

 

 

 

 

うまくいったことって何年か前に自分で仕込んでいたんだ!

 

 

 

 

こんなことに気付いたんです。

 

 

 

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以前に読んだ本の中にこんな、くだりがあったことを思い出しました。

 

 

 

 

『自分の過去を詳細に調べてみること』

 

 

 

 

『そうすることで、いろいろ見えてくるものだ』

 

 

 

 

 

まさにこれだなって・・・

 

 

 

 

皆さんも是非、やってみて下さい。

 

 

 

 

この本のなかでは、一年ごとに年表のように書き出しても良いし

 

 

 

 

ストーリー形式でも構わないといっています。

 





                                                            今日も最後までありがとうございました。





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上記の内容は、2012/01/09当時のものです。現在とは異なっている場合がございますので、ご注意ください。