最終更新日: 2012/05/10
おはようございます。
昨日、一昨日とブログセミナーをお休みしました。
楽しみにして戴いている貴方にお詫びです。(笑)
昨日6時からのモーニングセミナーに参加していて「ふと」頭に浮かんだことがありました。
キリスト教が宗教圏の価値観と、
日本人の価値観の違いについて、ちょっと考えてみました。
私自身は、ご先祖や仏様を敬うことはありますが
宗教については、八百万(やおよろず)の神様です。(笑)
キリスト教圏の人の行動を縛り付けているものが、
「罰」がキーワードであるということを感じます。
神に反する行動をしたとき、「罰」を受けるという価値観です。
そして、彼らが子ども達に道徳を教えるときは、
キリスト教の教えをベースに、道徳観や倫理観を教えます。
それに対して、日本人の道徳観や宗教観の
ベースになっているものは何でしょうか?
何をベースに、子ども達に道徳を教えるのでしょうか?
前の5千円札の肖像の人物
日本人にとってのキリスト教は何だろうと。
この質問をされたとき、ショックを受けたそうです。
ちなみに新渡戸稲造は、「ボーイズ・ビー・アンビシャス」の
有名な言葉を残して札幌農学校(北海道大学)を去ったクラーク博士の
2期生だそうです。
新渡戸稲造は色々と調査をして、
日本人の道徳観のベースになっているものは
「武士道」
ではないかという説を唱え、
『武士道』(1900年)という本を世の中に出しました。
ちょっと前に手に入れていますが、まだ読んでません。
その本の中で、新渡戸稲造は日本人の行動を縛り付けているものが、
「恥」
であると発表したのです。
こうした日本独自の価値観というのは、
キリスト教の価値観からしてみると、とても興味深く、
この本は世界中でベストセラーになりました。
つまり、キリスト教では、ルールを破ると「罰」を受けますが、
日本ではルールを破ることが「恥」であり、
これらが行動を縛り付けられているということです。
世界の文化は、大別すると西洋と東洋に分けられます。
これは800年周期で変わるんだそうです。
今までは、西洋文化が世界を席巻してきました。
それが今、東洋文化に変わりつつあると言われています。
ノーベル平和賞を受賞したマータイ女史が国際会議の席上
「勿体ない」を環境保全の合言葉にしたのは有名ですね。
日本固有の価値観 「美徳」 「恥」。
とりわけ日本人の価値観が今、世界から望まれています。
今日も最後までお読み戴きありがとうございました。
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