最終更新日: 2017/10/30
おはようございます。
週末に襲った台風22号
今日の未明に福島県沖を通過したようです。
夜中に轟音と共に物凄い突風で思わず目が覚め
布団の中で身をすくめる様なことが2度ありました。
かなりの速度で北上、過ぎ去って行ったようです。
被害がなければ良いけど・・・
先週の月曜23日から28日までの6日間連続の出張でした。
当社に入社以来、旅行や体調不良の入院とか以外、最長の出張でした。
たまたま、重なってしまったんですね・・・
福島県白河市から大阪神戸へ翌日は京都
東京都内3日間
超ハードなスケジュールでした。
移動は飛行機、電車、新幹線、タクシー、乗用車・・・
ありとあらゆる移動手段を使いました。
そんななか、タクシーで移動した時の出来事をシェアします。
出張3日目の朝早く宿を出て、道行くタクシーを拾いました。
乗車したクルマはMKタクシー
乗込んで間もなくして、
「MKタクシーさんて、全国的にも有名ですよね」 私
「えっ!? 評判悪いほうで有名なんですか?」
「いやいや、そんな 訳 ないじゃない!」 私
「そうですか。有難うございます。
てっきり悪い評判かと思ってドキッとしました。」
「以前、TVでお宅の会社の特集番組を観たよ」 私
「そうだったんですね。有難うございます。」
とても穏やかな語り口で笑顔が観えます。(朝5時半にも関わらず)
程なく、クルマは目的地へ到着
料金は760円。支払いをしようと財布を開けると・・・
あちゃ、万札しか入っていない・・・
「運転手さん、ごめん、大きい札しかないんだけど大丈夫?」 私
「大丈夫ですよ。」
「あっ、ちょっと待って、細かいのがあるかもしれない」 私
「そうですか。助かります。」
800円を準備して出そうとしたら、
「あっ、大丈夫だなんて申し上げて、私のほうでお返しがない・・・」
集金袋の中をジャラジャラ見ています。
800円のお金を差し出すと、
100円を戻してきて、
「700円で結構です。」
この対応に私の心は鷲掴みされてしまいました。
「いいよ、800円取ってよ。」
今までのタクシーの 運チャン だったら間違いなく、
ここで 「すみません。有難うございます。」 と、
当たり前のように社交辞令の挨拶をして作業を終了します。
私たちも別に不快な感情ではなく、
これがタクシーに乗った時の 常識、マナー、エチケット なんて考えています。
しかし、この運転手さんは違いました。
「私の準備不足ですから、料金より多くのお金は戴けません。」
なんと、立派な仕事なんだろうと感心しました。
「あっ、ちょっと待って、あるかもしれない。」 私
小銭入れを探すと、そこには50円玉、5円玉
そして、1円玉が5枚。
ピッタリ60円があったんです。
「誠に有難うございます。すみませんでした。
ご出張中お気をつけて・・・」
お客様対応の真髄を見せ付けられたような衝撃と
ウチでもこの運転手さんのような気配りの効く
仕事が出来る社員さんに育てたい。と、思った次第です。
とても、清々しい気持ちで会合会場へと入って行きました。
今日も最後までお読み戴きありがとうございました。
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