おはようございます。
昨日は「ビジネスマナー」についてお伝えしました。
今日は、『なぜマナーが必要なのか?』解説をお伝えします。
1. マナーはビジネスの潤滑油ビジネスにおけるマナーの役割を考えてみましょう
(1) ビジネスは、上司と部下や先輩・後輩といった社内関係や、
取引先など多くの人たちがお互いに
協力し合うことで成り立っています。
(2) ビジネスを成功させるためには、こうしたまわりの人たちへの
心配りが不可欠になります。
(3)つまり、自分一人が最低限のルールを守っていればいい、
というわけには行かないのです。
常に周囲の人へ心を配り、それを目に見える形で表すことが不可欠です。
つまり、その表現こそがマナーです。
(4)マナーの基本的な心構えは、周囲の人に不快な思いをさせないことです。
さらにビジネスの場合は、一歩進んで、
一緒に仕事(生活)をしたい、喜んで協力したい、
と思ってもらえればいうことなしです。
・マナーは信頼度のものさし
(1) ビジネスは人間関係が大切です。この人間関係は、
信頼関係と言い換えてもいいでしょう。
この人ならば、約束を守り、人を不快にさせない、
そう信頼できるからこそ仕事(生活)を頼めるのです。
あなたのマナーが、この信頼度の重要な尺度になります。
(2) マナーがよい人は、周囲への心配りができます。
仕事相手を思いやれるからこそ、
その人のためにもよりよい仕事をしようと考えるのです。
また、仕事を依頼する立場から考えれば、
自分のために全力を尽くしてくれる人に任せたいと思うでしょうし、
そのような人に情が移るのも道理です。
それだけに、いつも良いマナーを心がけ
実践しなければならないのです。
・あなたのマナーで会社が判断される
(1) マナーの良し悪しは、あなたの問題だけにとどまりません。
取引先やお客様から見れば、あなたが会社の代表です。
(2) もし、電話で横柄な受け応えをすれば、
あなたのビジネスマンとしての資質が問われるだけでなく、
あなたの会社が、社員教育もできない三流企業との
イメージを持たれかねません。
それではビジネスの相手としてふさわしくないと見なされ、
深刻な事態を招く可能性もあります。
(3) あなたの行動一つひとつが、
あなたとあなたが勤める会社に多大な影響を与えます。
マナーを「知らなかった教えられなかった」では
済まされないのです。
・立場を自覚すればマナ-は身につく
1. 個人主義などといわれ、「私は私。いつでも、どんな場所でも、
私らしくふるまいたい」という人もいるようです。
しかし、ビジネス社会ではそれは通じません。
会社に就職したら、あなたは「○○会社の社員」です。
その立場をしっかりと理解しましょう。
その上で社内と社外、それぞれに対するマナーの違いを考えてみます。
2. まず、社内では、上司と部下、または先輩と後輩といった
上下関係が存在します。
決して固く考える必要はありませんが、
親しき仲に礼儀あり。たとえ冗談を言い合うような仲でも、
友達ではありません。
きちんと挨拶をする、上司や先輩に対して同等の口はきかない、
といった最低限の礼儀はわきまえなければなりません。
3. これは社外の人間関係も同じで、
外部の会社と良好な関係を築いてこそ、仕事は成立するのです。
大切な取引先はもちろん、たとえ下請け会社であっても
丁寧な態度で接するのが大原則です。
4. また、外部に対しては、自分の会社は「身内」と考え、
常に一歩下がった意識を持つことです。
5. このように、ビジネスにおける自分の位置・立場を自覚することが
マナーを身につける第一歩(基本)です。
さあ、皆さんビジネスマナーの復習は出来ましたか?
今日も最後までお読み戴きありがとうございました。
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