最終更新日: 2015/02/27
おはようございます。
今日は、昨日に引続き「ゾーン(ZONE)」続編をお伝えします。
このゾーンという言葉を日本で最初に紹介したのが私の師匠
白石豊先生です。
デビッド・グラハム著
『ゴルフのメンタルトレーニング』
先生が翻訳された本の中で紹介されています。
初版が1991年だったそうですから、もう24年前に日本に紹介された本です。
この本は、毎年のように版を重ね牧野宏、中島常幸、丸山茂樹など
多数の日本トッププロも愛読しているそうです。
先生は、「なんと言っても、一番おもしろかったのは・・・」
第4章
ゾーンの威力
―不思議な心の状態―
と、おっしゃっています。
勿論、私も読みました。
なるほど、おもしろい内容でした。
デビッドは、この章で81年全米オープンに優勝した内容を書いていますが、
「68というスコアでフィニッシュ(最終日)~中略~
実はよく覚えていないのである。私はこの一時的記憶喪失とでもいうべき
状態に、非常に興味を持つようになった。」
これが、「ゾーン」に始めて気付いた瞬間だそうです。
IPSアイデル・パフォーマンス・ステイツ(Ideal Performance State)
ともいうそうです。
この状態には、誰でも入れるという訳ではない。
「しかし、このゾーンと呼ばれる状態には、プロだけしか入れない訳ではない。」
私は、小っちゃい頃からずっと野球をやっていました。
ゴルフも好きで現在プレーをしますが
この著書の中に書かれている「ゾーン状態」を
何度も体験していました。
力みがなく、欲もない。
無意識のうちに素晴らしいプレーが出来てしまう・・・
何とも言えない心地よさ
素晴らしい夢の世界に迷い込んだ。
こんな不思議な感じです。
このゾーン状態に入りやすくする為に
やるべき心の整備が必要と言っています。
《ゾーン状態に入るための要素》
1. 沈着冷静
2. 肉体的なリラクゼーション
3. 恐れのない心
4. ハイ・ポジティブエネルギー
5. プラス思考
6. プレーを楽しむ
7. 淡々とプレーする
8. オートマティクなプレー
9. 油断のなさ
10. 自信
11. 状況をコントロールする
以上、
ゾーンは、スポーツに限らず仕事の中でも存在することを理解して下さい。
早速、やってみて^^
今日も最後までお読み戴きありがとうございました。
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