最終更新日: 2016/05/01
おはようございます。
当社でお付き合いをさせて戴いている
クルマ業界専門のコンサルタントの先生がいらっしゃいます。
独特の切り口で、アイデアの引出をたくさん持っている方です。
毎月「月刊情報」が月末に送られてくるのですが
内容は、アイデアの宝庫です。
今回送られてきた月報で紹介されていた内容が
とても参考になりました。
と、言うより私が営業マンとして第一線で
やっていた頃と被るところがあったので以下紹介します。
Oさんは、他社からの契約切り替えを狙う特攻チームリーダー。
役職はキリンビールマーケティング千葉支社副部長。
Oさんは、有力居酒屋チェーンや大規模ホテルなどの
新規受注を次々と勝ち取っている。
Oさんの仕事は、キリンビールを扱う店を増やすこと。
千葉県を本拠地とするチェーン店などを
約30社担当するがキリンを売っていない所がほとんど。
店で扱うビールの契約の際にいかに乗り換えてもらうかが腕の見せ所だ。
Oさん曰く、営業で一番大切なのは、「情報」。
有力情報をもつキーマンにつながる人間関係の糸をたぐり寄せていくのが第一歩だ。
狙ったチェーンにビールを納入する酒販売店や他の飲食店の幹部、
経済団体の関係者にメーンバンク・・・。
蓄積してきた様々なチャネルを駆使して
一歩一歩キーマンに近づき面会の機会をうかがう。
一度会えたら次は、関係を深める。
その場合「共有する時間が多いほうが勝つ」というのがOさんの持論だ。
社員が集まるイベントには休日でも顔を出し、
新店がオープンすると聞けば全国どこでも足を運ぶ。
「千葉からわざわざ中国地方まで来たとなれば社長もむげにできない」。
キーマンとの面会する際は、聞き役に徹することを心掛けている。
営業なので売り文句も言いたくなるが、
相手の不満や要求をいかに聞き出すか優先し、
半分以上は話さない。
それが最後の決め手となる提案のタネになるからだ。
つづきは、明日・・・
今日も最後までお読み戴きありがとうございました。
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