最終更新日: 2012/07/19
おはようございます。
奥村幸治さん講演会の本題です。
プロ野球選手を夢見て入団テストを受けるも不合格
「バッティングピッチャーだったら採るよ」とオリックス球団
多分、彼にとっては屈辱だったに違いありません。
でも奥村さんは、いつかは、試合のマウンドに立つことを夢みて
バッティングピッチャー(以下BP)でも入団を決意します。
されど、プロとしての仕事
各球団には、BPは6人くらいいるそうですが、
一番金持ち球団、ジャイアンツには倍の12人いるそうです。
1日約20分で150球を投げるそう・・・
それで年収は600万円
ジャイアンツのPBなると1000万だそう・・・
野球をあまり知らない人もいるでしょうから、
余計な説明をすると・・・
野球の試合は、ピッチャーとして先発し、9回まで完投すると
120~130球を投げます。
150球だと、ちょっと多めの1試合って感じです。
BPは、そのうちボール球・ストライク球の比率は
5/100だそうです。
凄いコントロールです。
このくらいコントロールが良くないとBPとして
次の年の契約が出来ないそうですから厳しい世界です。
でも1日20分の仕事で年収600万ですから
時給にしたらいくらだろう???
余計な計算をしてしまいますね。(笑)
奥村さんがBPとして入団した年の監督は「土井正三氏」
名将「川上哲治」さんが指揮を執るジャイアンツが1965‐74年にかけて前人未踏の
川上哲治氏
日本シリーズ9連覇を成し遂げた時の不動のセカンド
いぶし銀のようなプレーヤーでした。
右が土井氏、左は柴田
とても厳しい指導者だったそうです。
常々、
「お前たちは、プロだ!野球の試合以外でもファンに観られている。
だから、私生活も移動中もプロとしての自覚と責任が必要だ。」と、
遠征に行けば門限が決められ、
球団から支給されるスーツとネクタイ全員が同じ恰好をして移動してそう・・・
そして、移動中は新聞、雑誌を読むこと音楽を聴くこともご法度!
もう、ガチガチに規則で縛り付けていたそうです。
そんな土井監督の下、
ルーキーのイチローは、1軍のベンチに入ります。
ところが4日目バッティングコーチから
練習中バットの持ち方を否定されます。
コーチの言葉に対して1軍での実績がまったくないイチローは、
「僕は、この持ち方を変えるつもりはありません」
周りにいた先輩達は、驚いたそうです。
(オメェ~1軍の試合にも出たことないのにコーチに口答えすんなよ!)
先輩達は、こんな感じだったでしょうね。
当然、コーチの指示に言葉を返したイチローは
2軍行きを告げられます。
今日は、ここまでにします。
今日も最後までお読み戴きありがとうございました。
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