原町日の出町店 店舗ブログ

会社の患部

最終更新日: 2013/05/16





おはようございます。







先週金曜日から昨日まで予定がびっしり・・・








ようやく、今日から自分の仕事ができます。








さあ、密度の濃い仕事をするぞぉ~!








今朝、神棚の榊の水を取り替えていたら








榊.jpg

あっ!








花が咲いている!








毎日、毎日、水を取り替え









「家内安全商売繁盛」
を唱え









社員さんの顔をひとり一人思い浮かべて感謝、感謝。










もう、10数年続けているけど花が咲いたのは初めてだ!







増々、商売が繁盛するぞ ^^









フクロウ笑顔.jpg









さて、今日は「会社の患部」をお伝えします。













管理職やリーダー職ですら、












「何ともやる気が起きない」

 

 

 

 

「どうもモティベーションが上がらない」

 

 


 

こんな管理職やリーダー職が、あなたの会社にいませんか?










大抵は、会社に問題がある、社長や上司に問題がある、

 

 

 

 

そんな状況設定が前提で考えています

 

 

 

 

 



事情にもよりますが、私の基本的な考え方のスタンスは、

 

 




「仕事をするということは、お金を稼ぐこと。人間的な成長をするところ。

 

 

 



 お金をもらうために、いろいろあるのは、当たり前。

 

 




 だから、モティベーションを上げるのは、自分の責任

 

 

 


 モティベーションが上がらないと嘆いて








仕事にならない作業をしている管理職に、

 

 

 

 

あなたが社長なら、給料を払いたいですか?」って聴きたいですよね。

 

 

 217.jpg





まずは、その原理原則論をハッキリ言った上で、

 

 

 

 

個別の問題を2WAY をすることか必要なんだろうなと思う。


 



 


まあ、この時に感情的にならないようにしなければなりません。 

 













どうも最近、社員のモティベーションを上げることに、

 


 




積極的に取り組まない会社は良くない。

 

 

 

という論調が周りで多すぎると思うし、

 

 

 

 

もしかしたら我社の管理職ですら、








心のどこかでそのように考えているかも・・・

 

 





まるで社員が、お金を払うお客様であるかのように・・・、

 

 


 

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多分そういった人達が相談する相手は、








自分にとって居心地の良い人
ですから、













「こういうことをやらない会社が悪い」

 

 

 

 

「こういう社長や上司が悪い」

 

 

 

 

 

 

 

 

だから、あなたのモティベーションが上がらないのは、仕方がないですよね・・・

 


 



 

なんて言ってくれる人に話をします。

 

 

 

 

 207.jpg 

 

 

 

 

 

あんた!何を甘えてんの・・・?

 

 

 

やる気がないのを会社とか経営者、上司のせいにすんなよ。

 

 

 

やる気がないのは、あなたでしょう。

 

 

 

仕事に対する心構えが姿勢が出来ていないじゃあないの?

 


 



 

 

こんなことを言われる様な人に相談するはずがありません

 

 

 

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学生なら話はわかります。学費を払っているのだから、

 

 

 

 

ある意味お客様であり、いろいろ面倒を見てもらうのは当然。

 

 

 

 


しかし、働くということは、お金を稼ぐことであり、








プロフェショナルのはず・・・

 

 





お金を払ってくれる人に、更に求めることが当然の権利のよう考えている人は、

 

 

 

 

甘え以外の何物でもない。

 

 


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もちろん、会社として、経営者がモティベーションが上がるように

 

 

 

 

配慮する、仕掛をする必要はある。










社員の役割は、自分で自分自身のモチベーションを上げて、

 

 

 

 

 

全力で仕事に取り組むことが基本なはずです。

 

 

 

 

 

やる気と気力は、自ら創る


 

 

 


百歩譲って、一般社員ならいざ知らず、

 

 


 




管理職でさえ、そんな甘ったれた考え方に侵されている人が、時々いますね

 

 


 



 

ウチの管理職は、大丈夫だろうか?会社の患部になっていないかな?










                                  今日も最後までお読み戴きありがとうございました。


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上記の内容は、2013/05/16当時のものです。現在とは異なっている場合がございますので、ご注意ください。

「行持道環」の解説編

最終更新日: 2013/05/13









おはようございます。







今朝の南相馬は、気温8℃






昨日の福島は、午前中で22℃あって南相馬は、11℃






同じ福島県内50㌔くらいしか離れていないんですけどね。








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3日振りの再開です。











さて、今日は行持道環の解説編です。






 


欧米の考え方ならば、初心者の段階から少しずつステップアップしていき、

 

 

 

中級者、上級者、そしてチャンピオンになるというように、

 

 

 

上達の道を階段状に捉えることでしょう

 

 

 

ところが東洋では、「道還」、つまり円い輪として捉えるのです

 

 

 

 

 
発心し、修行し、菩提を得、涅槃に入ったらもう終わり、ではないのです

 

 

 

そこからまた、発心→修行→菩提→涅槃

 

 

 

 

発心→修行→菩提→涅槃

 

 

 

 

発心→修行→菩提→涅槃というサイクルが延々と続くというわけです

 


 







イチローを思い浮かべて頂くと「なるほど」って納得できるでしょう?








イチロー移籍n.jpg

 

 

 
道元禅師は、このことについて次のように書き残されています。

 

 

 

 

仏祖の大道、かならず無上の行持あり道還して断絶せず

 

 

 

 

発心・修行・菩提・涅槃しばらくの間隙(かんげき)あらず

 

 

 

行持道環なり」(『正法眼蔵』、「行持の巻」)

 

 

 道元.jpg

 現代語訳すると、

 

 

 

 

 

 

 

「お釈迦様や代々の高僧が歩んだ大いなる道には、

 

 

 

 

必ずこのうえなく尊い修行の継続がある

 

 

 

 

こうした修行の継続は円い輪のように始めも終わりもなく

 

 

 

 

絶えることがなく、

 

 

 

発心・修行・菩提・涅槃といった一連の修行の流れの間には、

 

 

 

 

少しも隙間がない。

 

 

 

 

これが行持道環である」となります。

 

 


 






 白石先生がメンタル面のアドバイスをしていた選手に、

 

 

 

バスケットボール選手の萩原美樹子さんがいます。

 

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                      彼女の著書「プライド」


                   萩原美樹子さんは福島出身です。

               私は、お父さんとお知り合いでゴルフもご一緒しました。

                   お父さんも190cm以上なんです。

                    






                

彼女は、アトランタオリンピックで20年振りの出場を決めた時の中心選手で

 

 

 

オリンピックの大活躍が認められ日本人として初のアメリカNBAプレーヤーです。

 

  

 

 

その萩原さんが、先生に何度となく言っていた言葉に・・・

 

 

 

 

 

先生、私、これだけいろいろ教えていただいて、

 

 

 

その都度分かったような気になって、結果もそこそこ出せるのに、

 

 

 

ちょっと油断するとまた同じことで悩んでいるんですよね。

 

 

 

それでもって、またアドバイスをいただくとハッとさせられて。

 

 

 

 

いくらやってもまったく進歩していないようで、

 

 

 

 

嫌になってしまいます

 

 


 







そんな彼女に白石先生は、

 

 

 

上達は普通の階段を上っていくようなものじゃなくて、

 

 

 

 

らせん階段を上るようなものかもしれないよ。

 

 

 

 

らせん階段を上っている人を真上から見ると、

 

 

 

同じ場所をぐるぐる回っているように見えるじゃない。

 

 

 

 

でも横から見ると、確実に高い所に到達しているんだよねと、

 

 

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よくおっしゃっていたそうです。

 

 

 

 

 

私たち仕事の上達もまったく一緒だと思いませんか?











特に営業の世界では、

 

 

 

 

基本的なことを愚直に続けること「継続力





 




営業に王道なし。

 

 





つまり、鍛錬に終わりなし・・・。







                                   今日も最後までお読み頂きありがとうございました。









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上記の内容は、2013/05/13当時のものです。現在とは異なっている場合がございますので、ご注意ください。

行持道環(ぎょうじどうかん)

最終更新日: 2013/05/10







おはようようございます。






今日は、快晴!





気持ちの良い五月晴れです。






一年間で一番好きな季節です。













さて、今日のブログセミナーです。









鎌倉時代初期の禅僧。








日本における曹洞宗
の開祖道元禅師(どうげんぜんじ)の

 

 

 

 

教えの特徴を表す言葉として






 

 「行持道環(ぎょうじどうかん)」という言葉があります。



道元禅師.bmp
              道元(どうげん)は、鎌倉時代初期の日本曹洞宗の開祖。












 

 

 

行持」の行というのは、修行のであり、というのは持続することです。 

 

 


 



また、「道還」の道とは、仏の教える生きる道のことで、とは円い輪のことです。

 

 

 

 

 

ととろの木.jpg 








さて一般に、仏教の修行というのは、

 

 



発心修行菩提
(ぼだい)涅槃(ねはん)

 

 



という順番で行われると考えられています。

 

 

 

 

 




まず、最初の発心」とは発菩提心(ほつぼだいしん)の略で、

 

 

 



仏道を求める心を発(お)こすこと
、つまり修行のスタートです。

 

 

 



高校野球風に言えば、

 

 

 

 

「甲子園を目指して厳しい練習に耐え抜くぞ」と強く決意することです。

 

 


 



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何をするにしても、まずやってやろうという心を発こさなければ始まりません

 

 

 



ですから仏教では、発心」をとても大切にしています。

 

 

 

 


次の「修行」とは久しく修練を行い励むことです。

 

 

 



野球で言えば、練習するとかトレーニングするということです。

 

 

 

 

仕事だって一緒です。

 

 


 

そしてその結果、「菩提」、つまり悟りを開くのです。

 

 

 

4番目の「涅槃」とは、煩悩を減することです。

 

 

 

野球で言えば、上達して、栄光を勝ち取ることと言っていいでしょう。

 


 

 阿部翔人宣誓.jpg







 

つまり、発心して修行を始め、修行の結果、菩提を成就し、

 

 

 

涅槃に入るというわけです。

 

 

 

普通に考えれば、涅槃という最高の境地に入ったのだから、

 

 

 

もう修行は終わりと考えがちですが、

 

 

 

そうでないのが東洋思想のおもしろいところです。

 

 

                                           今日はここまでにします。

 

                                           一部「白石豊先生」の著書より

計画通り.jpg 

 

 

 

 

 

 

明日はもうちょっと「鍛錬に終わりなし」について解説します。







                                    今日も最後までありがとうございました。







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上記の内容は、2013/05/10当時のものです。現在とは異なっている場合がございますので、ご注意ください。

“窮而変変而通”(窮して変じ変じて通ず)

最終更新日: 2013/05/09






おはようございます。







1週間振りのブログセミナーです。







我社は、3日から7日までGW休暇を戴いておりました。








昨日から再開初日でしたけど、朝6時からのモーニングセミナーが会った為に







更新が出来ませんでした。







さて、GW明け元気に行きましょう。










先日のブログで川上哲治さんの座禅修行についてお伝えしました。

 


川上哲治.bmp 




 

覚えていますか?

 

 

 



そうです。本心・妄心のタイトルで「氷を溶かして水にせよでしたよね。

 

 

 



川上さんが当時のジャイアンツ正力オーナーに初めて座禅を勧められた時のお話です。

 

 

 



「私(川上)がはじめて正眼寺に参禅したとき、

 

 

 

師の梶原逸外老師にいただいた墨跡の一つに

 

 
 梶原逸外老師.bmp

窮而変変而通”(窮して変じ、変じて通ず)
というのがある。

 

 

 

 

真剣にやっていれば、必ず行詰る。

 

 

 



それでも一心になってやっていくと、ひょいと通じるものだ。

 

 

 



通じないのは、行詰る段階までいく真剣さが

 

 

 



足りないということだ
という教えとともにいただいた。

 

 

 

 一所懸命にやって壁に突き当たる。またやってみる。

 

 

 


それでもどうしてもダメだったら、視点、角度を変えて、

 

 

 

また一所懸命にやってみる。そうすれば、道は必ず開ける。

 

 

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これは、世間一般に通じる哲理だと思う。

 

 

 

もちろん野球も他のスポーツも例外ではない」

 

 

 

 



 


一般には一所懸命、真剣にやっていれば、必ずうまくいくと言われます。

 

 

 

ところが梶原老師は、そうは言われず、 

 

 






真剣にやればやるほど、必ず行詰る
というのです。

 

 

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私(守さんですよ)は、何度かこんな体験をしました。

 

 

 

こんなに真剣に真面目に正直に一所懸命やっているのに・・・

 

 

 


なぜ?上手くいかないんだろう???

 

 

 

やれば、やるほど壁や障害が立ちはだかります。

 

 

 

でも、ひょんなことから、解決できる人が現れたり(出会い)

 

 

 

今迄の自分になかった情報が入ってきて「ハッ」と閃いたり・・・

 

 

 

 

 

 

白石先生に川上監督のこの文章を教えてもらって、

 

 

 

今まで自分が体験してきたことに整理がついたんです。

 

 白石先生.jpg                       「白石豊先生」

                 福島大学教授。福島大学付属中学校校長を兼務

                する傍ら日本のトップアスリートと呼ばれるスポーツ選手に

                 メンタルアドバイスをしていらっしゃいます。

 







仕事でもスポーツでも人からやらされ感が心のどこかに潜んでいると

 

 

 



こんな境域になれないことは、言うまでもありません。

 


 







 できないのは、できる前に止めてしまうからです。

 


 




これに他なりません。









さぁ、連休明け顔晴りましょう!





                           
今日も最後までお読み戴きありがとうございました。


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上記の内容は、2013/05/09当時のものです。現在とは異なっている場合がございますので、ご注意ください。

氷を解かして水にせよ

最終更新日: 2013/05/02




おはようございます。






前回のブログセミナーは本心・妄心でした。








この教えによって気付き






大きなターニングポイントになり偉業を成し遂げた方を紹介します。








王・長島というスーパースターを擁してジャイアンツの日本シリーズ9連覇



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前人未到の大記録を打ち立てた当時の監督「川上哲治」さんは、

 

 

 



1958年に現役を引退後、正力オーナーの勧めで参禅します。




 

川上.bmp                        現役時代の川上哲治氏


 川上哲治.bmp
                                                  監督時代






梶原逸外老師(かじわらいつがいろうし)からまず









氷を解かして水にせよ
という教えを受けたといいます。

 

 

   


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                                  梶原逸外老師







そして、川上さんがボールが止まって見えるという有名な言葉

 

 

 



バッティングの境地を老師に話すと、老師は次のように言われたそうです。

 

 

 




「ほう、そりゃあ大したものだ。








野球のほうじゃ、あんたは相当なものをつかんでおる。

 

 

 



ウチにいる雲水の中にもそこまでの者はいくらもおらん。

 

 

 



だが、それじゃまだ70点だ。話を聞いておると、

 

 

 


あんたは俺が俺がと自分のことしか考えておらん。

 

 

 



たとえて言えば、自分というものに凝り固まった氷じゃな。

 

 

 



大体あんたが偉そうに言う、球を止めた打撃のコツといったって、

 

 

 



ボールを打つというただそれだけにしか通用せんじゃないか。

 

 

 



氷をとかして水にすれば、








飲むこともできるし顔も洗える、風呂にも入れるじゃろう。

 

 

 



そういうことをじっくり考えてみるんじゃな」

 

 

 

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それから1カ月。このことを真剣に考え抜いた
川上さんは、

 

 

 

指導者としての道を歩むことを決意して、山を下ります。



  

 

そして、その時の心境を次のように書いています。



 

 

「“氷をとかして水とする、水にとかし、すべてのものに融合していく”という教え、


 

 

これは私にとって、最大の教訓であった。


 

 

 

のちに監督になってチームを統率するうえで、基本になったのである。


 

 

 

“水にする”ということは、私の場合、自分流に修行してきたものを全体にひろげて、


 

 

 

外から自分を見つめなおすということだった。

 

 





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私はたしかに打撃術を求めて努力した。

 

 



それはそれでたいへん価値のあることだが、









全体としてみれば、たいしたことではない。

 

 

 



自分をとりまいている全体があって、









そこではじめて自分が生かされているのだ。

 

 

 



私の成績も、技術も、そうした全体のなかで価値づけられるという、

 

 

 



自分と、自分以外の“他”との関係が、









こうした観点に立つことによってわかってきた。

 

 

 



コーチとして、あるいは監督として、人を育成していくにしても、

 

 

 



自分がよくならなければ、決して人をよくできない。

 

 

 



相手の気持ちになりながら、自分の向上をはかっていくことが肝要だ

 

 

 





またプロ野球の将来を考えると、永久に繁栄させるためには、

 

 

 



“野球道”
というべきものが必要なのではないか」

 

 

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まあ、凄い境地です。鳥肌が立つような決意です。











流石に日本プロ野球の一時代を築き上げたかたですね。

 

 

 



このように座禅修行の中で気付き、








かくしてジャイアンツのV9が成し遂げられたんですね。















私達リーダーに限らず大きな学びを感じる川上さんの言葉です。





                           今日も最後までお読み頂きありがとうございました。






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