最終更新日: 2013/06/15
おはようございます。
今日の南相馬は7:30現在25℃を超えています。
南の方ではもっと暑いでしょうね。
今年の梅雨はないのかな?体調管理気を付けて・・・
さて、フローって言葉をご存知ですか?
「フロー状態」なんだそれ? って思った方にお伝えします。
「フローな会社」なんて言い方もしますが、簡単に言えば、「燃える集団」です。
ちょっと回りくどい説明をすると、
この「フロー」と言う言葉は、アメリカのチクセントミハイという
超有名な心理学者の博士が提唱する「フロー理論」です。
https://www.youtube.com/watch?v=_BsNC6-kMwA
何度かブログの中でも紹介した。「ゾーン」と一緒です。
もうちょっと詳しくウィキペギアから引用します。
人間がその時していることに、完全に浸り、
精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、
その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。
ZONE、ピークエクスペリエンスとも呼ばれる。
その概念は、あらゆる分野に渡って広く論及されている。
明確に列挙することができるフロー体験の構成要素が存在する。
チクセントミハイは8つ挙げています。
1. 明確な目的(予想と法則が認識できる)
2. 専念と集中、注意力の限定された分野への高度な集中。
(活動に従事する人が、それに深く集中し探求する機会を持つ)
3. 自己に対する意識の感覚の低下、活動と意識の融合。
4. 時間感覚のゆがみ - 時間への我々の主体的な経験の変更
5. 直接的で即座な反応(活動の過程における成功と失敗が明確で、
行動が必要に応じて調節される)
6. 能力の水準と難易度とのバランス(活動が易しすぎず、難しすぎない)
7. 状況や活動を自分で制御している感覚。
8. 活動に本質的な価値がある、だから活動が苦にならない。
フローを経験するためにこれら要素のすべてが必要というわけではない。
フローに入るためのもう一つの重要な条件に、他者に妨害されない環境がある。
電話がかかってきたり、だれかが部屋に入ってきたりといった
いかなる妨害であっても、おそらくフロー経験から引きずり出され、
それに対応するモードに移行してしまうだろう。
天外伺朗著「運命の法則」今日の内容がとても解り易く
チクセントミハイと対談した内容も書かれています。
是非ともお勧めの一冊です。
私はゴルフや野球のプレー中に、フロー体験を何度もしています。
いわゆるゾーン状態。
頭の中では何にも邪魔者(邪念)がなく、何事もスムーズにいってしまう。
ハッと我に返った時に、このフロー状態の夢心地から覚めてしまい
また、いつもの雑念だらけの自分に戻ってしまいます。
皆さんだって、
今までの人生の中で必ず何度もこんな体験をしているはずですよ。