最終更新日: 2013/09/09
おはようございます。
2020年TOKYOオリンピック決定から一夜明け
今日の南相馬は、快晴です。
でも、安倍総理の原発災害汚染水に対するプレゼンテーションに
違和感を感じるのは私だけでしょうか・・・?
「完全にコントロールされている」???
「限られた範囲でブロックされている」???
少なくとも南相馬市民といわき市民は、「この発言は間違っていますよ。」
ひとり残らず100%答えます。
さて、だいぶ前にこのブログセミナーで紹介したことがありますが、
皆さんは、「ゾーン」(ZONE)という言葉をご存知ですか?
今日は、冒頭に推薦図書の紹介から・・・
達人たちに学ぶ「ZONEに入る」生き方
この本のプロローグに
「おい、ゾーンって知ってるか?」
それは東京駅に向かう電車の中だった。
高校生の彼らは明らかに運動部員とわかる短い髪形で、
大きなバックをもっている。
「知らねぇーよゾーンなんて。それって新しいゲームのことか?」
「違うよ。俺もよくわかんねぇーけど、自分でも知らないうちに
すごい力が出るんだって。オヤジが言ってたよ」~中略~
実践で殆どホームランを打ったことのない野球選手が、
9回裏ツーアウトの場面で打席に立った。
1点ビハインドで、同点の走者がセカンドにいる。
「いい球が来たら思い切ってバットを振れ」と監督にアドバイスされ
3球目に高めのストレートを無心で振った打球はスタンドへ一直線。
起死回生の逆転サヨナラホームラン。
喜びの興奮に包まれ「ほ、本当に俺が打ったのかな・・・」
この選手は打席で「ゾーン」に入ったのである。・・・
このゾーンという言葉を日本で最初に紹介したのが私の師匠。
白石豊先生です。
デビッド・グラハム著
『ゴルフのメンタルトレーニング』
先生が翻訳された本の中で紹介されています。
初版が1991年だったそうですから、もう23年前に日本に紹介された本です。
この本は、毎年のように版を重ね牧野宏、中島常幸、丸山茂樹など
多数の日本トッププロも愛読しているそうです。
先生は、「なんと言っても、一番おもしろかったのは・・・」
第4章
ゾーンの威力
―不思議な心の状態―
と、おっしゃっています。
勿論、私も読みました。
なるほど、おもしろい内容でした。
デビッドは、この章で81年全米オープンに優勝した内容を書いていますが、
「68というスコアでフィニッシュ(最終日)~中略~
実はよく覚えていないのである。私はこの一時的記憶喪失とでもいうべき
状態に、非常に興味を持つようになった。」
これが、「ゾーン」に始めて気付いた瞬間だそうです。
IPS(Ideal Performance State)ともいいます。
この状態には、誰でも入れるという訳ではない。
「しかし、このゾーンと呼ばれる状態には、プロだけしか入れない訳ではない。」
その為に、やるべき心の整備が必要と言っています。
《ゾーン状態に入るための要素》
1. 沈着冷静
2. 肉体的なリラクゼーション
3. 恐れのない心
4. ハイ・ポジティブエネルギー
5. プラス思考
6. プレーを楽しむ
7. 淡々とプレーする
8. オートマティクなプレー
9. 油断のなさ
10. 自信
11. 状況をコントロールする
以上、
次回は、ゾーンについて解説します。
今日も最後までお読み戴きありがとうございました。
コメントを戴けると励みになります。
mailto:mamoru.pfs23@honda-auto.ne.jp