最終更新日: 2014/03/09
おはようございます。
昨日に引き続き『生まれてくれて』続編をお伝えします。
僕らは顔を合わせるたびに君の話をしたんだ。
君の体重がどうなったとか、性別はわかったのか、
名前を決めたのかとかね。
君の体重が1G増えるだけで幸せだったんだ。信じられないだろう?
そして君の家族はみんな君が生まれることを1年近くも心の底から願っていた。
僕たちは君に会えるのを本当に楽しみにしていた。
ついに君が生まれた瞬間はもちろんみんな泣いた。
うれしくて。うれしくて。 生まれてきたことがうれしくて、
僕もママも、おじいちゃん、おばあちゃん、
ひいおばあちゃんまでが泣いたんだ。
これはあまり伝えたくないけど、
僕は君の出産中あまりに懸かっているものが大きすぎてうろたえていた。
院長先生に「パパしっかり」といわれて
やっとか細く2回だけ「がんばれ」ってママにいったんだよ。
生んだのはママだ。ママはすごい。
こんなことを綴って結局何がいいたいかっていうと
要は君はなにかを成したりしなくても、
なにか努力しなくても意味がある存在だってことだ。
(僕はいま君がうんこをするだけでものすごく喜んでいる!)
君が生まれるだけで神に感謝して涙を流した人を
少なくとも僕は8人も知ってる。
そして実は君が生まれることを通じて僕自身も生まれて
初めて自分は生きていていいんだと感じることができた。
もし君が自信をなくしてたり、
不安を感じることがあったらこのお話を思い出してほしい。
君は生まれてきただけで本当に価値がある存在なんだ。
本当にうまれてきてくれてありがとう。
こんな想いを背負って生まれた私たち。
そしてまた、そういう想いを繋いでいくのも私たち。
いまここに存在しているだけでも有り難いことだなって。
今あること、今できること、今の環境、今の仲間、そして家族。
一緒に仕事をする社員の皆さん。
改めて感謝の気持ちが湧いてきました。
今日も最後までお読み戴きありがとうございました。
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