最終更新日: 2014/03/17
おはようございます。
今日は、あるプロゴルファーの話です。
アマチュア時代、ゴルフの大きな大会の出場を目指し、
予選会に参加しましたが、力を発揮できず、
予選落ちとなってしまいました。
終了後、本来ならいち早く会場を後にしたいところでしょう。
ところが彼は、大会関係者ひとり一人に深々とお辞儀をして、
お礼の挨拶をして回ったそうです。
その光景を遠目で観ていた関係者が、
「明日まで試合会場で待ってみませんか?
万が一欠場者が出たら優先的に繰り上げ出場できるようにします。
可能性は低いんですけど・・・」
と、声を掛けたそうです。
その話を聴き、彼は会場で待つことにしました。
はたして翌朝、
「出場予定の選手一人が欠場することになり、
繰り上げでの出場ができます。」と連絡が入ったのです。
この試合は彼にとって、記念すべきものになりました。
大会最終日の終盤に奇跡的なミラクルショットもあり、
並み居る強豪プロを相手にアマチュアとして
初優勝を勝ち取ったのです。
彼の名は・・・
【石川 遼】
幼いころから身に付いていた周囲への気配りと、
謙虚な姿勢が、思いがけないチャンスを手繰り寄せたのでした。
人や物に対する謙虚さが運を引き寄せ
周囲への感謝や気配りが、
多くの人から協力を得られる、可愛がられる
応援してくれることに繋がるんでしょうね。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
こんな諺がありますが、
地位が上がり、権威を有するほど謙虚であるべきだ。
そんな教訓がここには込められています。
一部倫理研究所「今週の倫理」より
今日も最後までお読み戴きありがとうございました。
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