最終更新日: 2018/02/20
おはようございます。
仕事でも会合でも相手の話に耳を傾ける
それを先ず、自分の中に取り込み消化をして考えを返す
或いは、気付いて自分の行動へ繋げる
相手の意見や会話の中に大きなヒントが埋まっているものです。
今日は、世界一の夢の国を創ったウォルト・ディズニーをお伝えします。
ある休日のこと、ウォルトは、我が子と遊園地に行きました。
当時の遊園地は、公園に毛がはえた程度のもので、
子供にとっては十分に楽しいものでしたが、大人が楽しめるものではありませんでした。
仕事で疲れきっていたウォルトは、さも、つまらなそうな顔をしていたに違いありません。
ついに、我が子から文句をいわれます。
「もう、お父さん!メリーゴーランドに一緒に乗ろうよ!
せっかくきたんだから楽しみなよ!」
普通の大人なら「子供は、いい気なものだ」と、
意に介さないところでしょうが、ウォルトは違いました。
「そうか!大人も心から楽しめて、なおかつ、
驚きの冒険を体験できる本格的な夢の国があればいいんだ!」
経営の経験も何もない子供の不満から閃いた構想が、
のちのディズニーランドになったんです。
トニー野中著
「人に好かれる」極意より
老若男女、上下関係なく人の話を聴けるようになりたいですね。
よく「何を言ったかより、誰が言ったか」と言いますが、
これは言う側の戒めであり、聞く側の問題ではありません。
もし聞く側がこの格言を信じて聞く人であれば、
自分にとって都合の良い人や、損得でしか話を聞かなくなってしまいます。
まぁ、理屈では、その通りなんですが・・・
「誰が言ったか」で無理な意見も通ってしまうことはありますね。
話を戻して、子供の意見をも真摯に受け止めるウォルトさんだからこそ、
あのテーマパークをつくることができたのでしょう。
松下幸之助さんも、
「経営というものは、天地自然の理にしたがい、世間大衆の声を聞き、
社内の衆知を集めて、なすべきことを行なっていけば、必ず成功するものである」
という言葉を残しています。
つまり、物事には「原理・原則がある」という事でしょうね。
よく喋る人より、一所懸命聴く人のほうが、魅力的に見えることがあります。
傾聴して相槌を打つ。
「私は、あなたを理解していますよ。」こんな信頼感が相手に生まれるんでしょう。
どんな人でも耳を傾け心を傾けられる懐の深さを持ちたいですね。
今日も最後までお読み戴きありがとうございました。
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