最終更新日: 2015/10/15
おはようございます。
プロ野球では、昨日からセパ両リーグでクライマックスシリーズが始まりました。
パリーグは、ソフトバンクがロッテにサヨナラ勝ち
セリーグは、ジャイアンツがヤクルトに1勝して面白くなりました。
かつて、プロ野球界で日本シリーズ9連覇という前人未踏の
大記録を打ち立てた名将がいました。
先年お亡くなりになった川上哲治氏この方です。
王・長嶋というスーパースターを擁し
その川上さんが現役を引退し指導者(監督)となり、
ジャイアンツ史上初めてのBクラスに甘んじて川上さんは責任をとり
辞表を持って経営陣の元へ・・・
当時のジャイアンツ正力松太郎オーナーに勧められ
初めて座禅を勧められた時のお話です。
この翌年からセリーグを制し日本シリーズ9連覇という
快進撃が始まります。
「私(川上)がはじめて正眼寺に参禅したとき、
師の梶原逸外(かじうらいつがい)老師にいただいた墨跡の一つに
“窮而変変而通”(窮して変じ、変じて通ず)というのがある。
真剣にやっていれば、必ず行きづまる。
それでも一心になってやっていくと、ひょいと通じるものだ。
通じないのは、行きづまる段階までいく真剣さが
足りないということだという教えとともにいただいた。
一所懸命にやって壁に突き当たる。またやってみる。
それでもどうしてもダメだったら、視点、角度を変えて、
また一所懸命にやってみる。そうすれば、道は必ず開ける。
これは、世間一般に通じる哲理だと思う。
もちろん野球も他のスポーツも例外ではない」
一般には一所懸命、真剣にやっていれば、必ずうまくいくと言われます。
ところが梶原老師は、そうは言われず、真剣にやればやるほど、
必ず行きづまるというのです。
私(守さんですよ)は、何度かこんな体験をしました。
こんなに真剣に正直に一所懸命やっているのに・・・
なぜ?上手くいかないんだろう???
やれば、やるほど壁や障害が立ちはだかります。
でも、ひょんなことから、解決できる人が現れたり(出会い)
今迄の自分になかった情報が入ってきて「ハッ」と閃いたり・・・
白石先生に川上監督のこの逸話を教えてもらって、
今まで自分が体験してきたことに整理がついたんです。
「白石豊先生」
福島大学教授。日本のトップアスリートと呼ばれるスポーツ選手に
メンタルアドバイスをしていらっしゃいます。
仕事でもスポーツでも人から「やらされ感」が心のどこかに潜んでいると
こんな境域になれないことは、言うまでもありません。
「できないのは、できる前に止めてしまうから」
【今日の言葉】
真剣だと知恵がでる。
中途半端だと愚痴がでる。
いい加減だと言い訳ばかり。
今日も最後までお読み戴きありがとうございました。
コメントを戴けると励みになります。
mailto:mamoru.pfs23@honda-auto.ne.jp