ちょうど1週間前の10月9日、私自身としては今年初めての日曜日のお休みをいただきました。
経営者ということもあり、基本的に定休日の火曜日しか休みをいただかないようにして、お客様や社員の対応にフレキシブルに動けるよう心掛けています。
しかしながら家族(特に息子)には休みも合わないこともあり十分なことが出来ていません。
先週は10日(月)を臨時休業とし定休日11日(火)も合わせて、思い切って9日(日)~11日(火)の3日間で家族を連れて遠征させていただきました。
その間、お客様には私の不在で即時に対応出来ないこともあり、この場をお借りしてお詫び申し上げます。
遠征の目的地は鈴鹿サーキット。
そうモータースポーツ最高峰のカテゴリーである、あのレースを観戦するのが目的です。
私は小学生~高校生の間に大活躍した今は亡き伝説のドライバー、アイルトン・セナという世界的ヒーローを見て育った世代。
私の影響もあり6歳の息子もモータースポーツ最高峰のレースに魅了され、すべてのドライバーの名前が言えるほど大好きです。
日本グランプリ開催決定を受け、鈴鹿に行きたいかと聞いたところ目を輝かせて行きたいというので、家族で鈴鹿に行きました。
コロナ禍により3年ぶりの開催となった日本グランプリ。
皆さんが待ちに待った鈴鹿でしたので、10万人近くの大観衆が集い、まさにサーキット周辺はフェスティバルそのものの雰囲気。
世界的に人気沸騰中のモータースポーツ最高峰。
日本でもHondaが活躍したこともあり、若い人や家族連れが目立ち、明らかにファン層が拡大した印象を受けました。
昨年のドライバーズタイトルは同点で最終戦までもつれ込んだ歴史に残るシーズンでした。
そのシーズンで、Hondaのパワーユニットを搭載したマシンでファイナルラップに奇跡の大逆転でワールドチャンピオンに輝いたのが、マックス・フェルスタッペン選手。
息子はそのフェルスタッペン選手が1番のお気に入りで、2年連続のワールドチャンピオンに王手を掛けた日本グランプリに大きな期待を寄せていました。
フェルスタッペン選手の同僚であるセルジオ・ペレス選手ももちろん応援。
Hondaとも縁の深く一昨年は優勝も果たしたピエール・ガスリー選手も息子のお気に入りです。
そして今年の鈴鹿で誰もが応援したのが、久しぶりの日本人ドライバーである角田裕毅選手。
初の母国グランプリということで登場するたびに会場から大歓声が起きていました。
レースはスタートから雨天コンディションでクラッシュやリタイアが続出で、一旦レース中断。
このままレースは再開されないのではと心配するほど雨が強かったのですが、2時間後に雨が小康状態に。
その間隙を突いて、時間制限付きでレース再開。
28周のレースでしたが、ポールポジションからスタートした昨年王者のフェルスタッペン選手が快走し見事優勝。
そして3番手だったペレス選手が2番手の選手をずっと追い掛ける展開でプレッシャーを与え続け、ファイナルラップの最終コーナーで相手選手のミスを誘い、逆転で2位となりワンツーフィニッシュを果たしました。
その結果、フェルスタッペン選手の2年連続のワールドチャンピオンが確定。
Hondaと所縁の深いフェルスタッペン選手がHondaの地元グランプリで見事最高の結果をプレゼントしてくれました。
息子は大喜びで終始上機嫌。
生のレース現地観戦でしか伝わらない大迫力の音とスピード、そして観客席の大歓声。
憧れのレースドライバーが目の前で優勝し、ワールドチャンピオンに。
雨の中、再開を長時間待ち続けて大変ではありましたが、息子としてはただただ楽しかったようで連れて来た甲斐がありました。
翌日はせっかく三重県まで行ったので、伊勢神宮に参拝などして過ごしました。
その翌日には再度余韻残る鈴鹿サーキットに行き、遊園地でモータースポーツなどを楽しみました。
キッズバイクライセンスではA級ライセンスを取得できたようで満足したようです。
私自身、子育ても妻に任せっきりで息子には十分なことも出来ていません。
年末年始やGWなどは時間を作って日常では体験出来ない思い出を作るよう心掛けていますが、久々にこうして通常の日曜日や祝日を活用して我ながら素晴らしい時間を家族に提供出来たと思います。
お客様や社員のおかげで、私自身も十分に楽しませていただきました。
Hondaブランドを提供する誇りを改めて感じることも出来、仕事に対する活力も漲る3日間となりました。
Hondaエンジニアたちのモータースポーツ最高峰に挑む舞台裏をHondaハートのページで紹介されています。
良かったら併せてご覧ください。