ちょうど1週間前の8月19日。
この日は八幡浜の地名の由来である八幡神社が鎮座された日です。
養老元年(皇紀1377年/西暦717年)に八幡浜に鎮座され、平成29年に1300年を迎えました。
全国の神社は約8万社あり、八幡神を祀られている神社は約4万社、それら八幡神社・八幡宮の中で全国で4番目に長い歴史を誇っているのが、八幡浜の八幡神社です。
それから5年の歳月をかけて社務所や境内のバリアフリー化のための浄財を募り、工事もこの度完了されたそうです。
1300年の間、その時々の地域の人たちから大切にされた八幡神社を現世の私たちが後世に繋ぐ意味で、株式会社八西ホンダとして浄財を奉納させていただきました。
その関係もあり御鎮座1300年大祭記念事業竣工落成奉告祭に招いていただき私も出席させていただきました。
招待者や報道関係者が多数参列の中、とても厳か且つ清らかな時間の中で式典が執り行われました。
私も自宅が八幡神社のお膝元ということもあり幼少期から慣れ親しみ、若宮司様とは八幡浜青年会議所(JC)時代に大変お世話になった関係で大役を仰せつかりました。
私のお役目は祭主が本殿の神様に神饌をお供えするにあたり、中殿から神饌をお運びする役割でした。
9つの神饌をお運びするのですが、粗相のなきよう緊張感を持って務めました。
足の運び方、手の出し引きの仕方などなど神事独特の作法は難しかったのですが、100年に1回のお役目ですので良き御利益を頂戴しました。
古来より八幡浜の地に鎮座し、その時々の人たちから大切に受け継がれてきた八幡浜の象徴である八幡神社。
今回100年に1度の貴重な神事に立ち会わせていただき、日本古来の文化に触れ、また後世に受け継ぐ一助が出来たことは地元企業・地元住人としても有り難い貴重な経験でした。
次の100年は孫か曾孫あたりの時代で、果たして八幡浜にいるのかどうかは分かりませんが、またその時の人たちが大切に後世に繋いでくれることでしょう。
弥栄!弥栄!弥栄!!
※写真の一部は八幡神社より拝借いたしました。