最終更新日: 2018/03/02
スポーツの指導者としての考え方で
コーチングの手法があります。
例えば、種目は何でも良いのでしょうが
子供達を指導していくうえで
子供達が上達するには、そのスポーツが好きになること。
好きになるには楽しいこと。
楽しくなるには成功をすること。
難しいことよりも、
まずは出来ることから取り組むことです。
仕事も全く一緒ですね。
そして成功体験を繰り返すことで子供達に挑戦意欲が湧き上がり、
難しいことにも取り組むようになります。
出来ないければ、
自分で出来るように練習を繰り返すようになります。
ともすれば大人と子供の関係では、支持、命令、恫喝、
怒声、罵声、罵りのような指導になりがちです。
私たち経営者も幹部も社員に対してこれに似たような事をしていますよね。
これでは萎縮し、恐々と、
指導者(経営者・幹部)の顔色を伺いながらプレーするようになり、
意欲、やる気を失い、楽しさを忘れてしまいます。
本来楽しくて、大好きな試合が嫌いになってしまいます。
このような悪循環に陥ることがあります。
指導者が指導者らしく一生懸命になればなるほど、
この傾向が強くなりがちです。
本当、仕事のシーンでもまったく同じです。
指導者の役割は、指導者らしさではなく、
子供の成長、成功をサポートするために、
楽しさを与え、好きになるように、
何より指導者自身が楽しむことです。(ここがとっても重要)
その上で厳しさや努力の大切さなどを教えていけばいいと思います。
指導者(経営者)の目標を強要するのではなく、
子供達(社員の皆さん)の目標、夢を共有することですね。
私も一所懸命の方向性を何度も確認しながら、
「経営道」を地に足を付けて歩んで行きたいと思います。
一部愛読メルマガより