原町日の出町店 店舗ブログ

「父の懐」

最終更新日: 2012/11/22



おはようございます。







11月も中旬を過ぎて急に寒さが増してきました。







そろそろインフルエンザの予防注射をうたなくちゃ!





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さて今日は、「父の懐をお伝えします。







数年前、

 

 



家族旅行の帰り道、大きな 事故に遭遇しました



 

その事故のせいで私は

 

 

 

 

2本の松葉杖なしには歩けなくなってしまったのです


 


私よりましだったものの、父も松葉杖が必要な身体になってしまいました


 


思春期には劣等感に悩まされ、死にたいと思ったこともありました


 


そんな時、いつも父が慰めてくれました


 


父も同じ痛みを知っているから、

 

 

 

 

私の気持ちをちゃんとわかってくれていたのです


 

 

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父の愛に励まされ無事大学にも合格し入学式の日、

 

 


父は私のことを誇りに思うといって涙ぐみました


 

 

 


そして、

 

 


入学式を終えて会場からでてきたとき

 

 


目の前で、信じられないことが起きたのです・・・

 

 

 

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小さな子がひとりで車道へ飛び出しました


 


すると、


 


父は松葉杖を投げ捨てて、全力でその子のもとへ駆け出したのです

 

 

 

 

 

 



私は自分の目を疑いました・・・


 


父がその子を抱き抱えてもどってくるではありませんか・・・


 


「お父さん!」


 


私は驚きのあまり大きな声を出しましたが、

 

 

 

 

父は何ごともなかったかのように、松葉杖をついてさっさと歩いていきます


 

 

 

 


「お母さんお母さんも見たでしょう?お父さんが走ったのを!」

 



母は淡々と答えました


 

 

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「驚かないで、聞いてちょうだい。

 

 


いつかはあなかにもわかってしまうと思っていたわ。

 

 


お父さんはね、本当は松葉杖がいらないの、

 

 


あのとき、お父さんは腕に怪我しただけだったの。

 

 


それでも4年間、松葉杖を使ってきたのよ。

 

 


同じ痛みを背負わなければ、あなたを慰めてあげらないといってね」


 

 

 

 

 

 


知らず知らずのうちに涙が溢れてきました


 


「泣かないで。

 

 


お父さんはね、あなたを慰めてあげられる自分を誇りに思っていたのよ。

 

 


さっきは、あの子が車にひかれそうになって、

 

 

 

 

あなたと同じ目に遭うんじゃないかと・・・」

 



前を歩く父の後ろ姿を見ていると涙がこぼれ落ちてきました


 


つらいときは、いつもお父さんのふところで泣きました


 


いつも声をあげて泣いていたのは私だったけれど、

 

 

 

 

父は胸の中でもっとたくさんの涙を流していたのかもしれません


 


お父さん、お母さん、ありがとう・・・

 

 

 

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嗚呼・・・

 

 

 

 

こんな父親になりたいな・・・

 

 

 

                                         今日も最後までお読み戴きありがとうございました。



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上記の内容は、2012/11/22当時のものです。現在とは異なっている場合がございますので、ご注意ください。

心の軸

最終更新日: 2012/11/19

おはようございます。







一週間振りのブログ更新です。







先週は、出張続きで殆ど会社を空けました。







とってもハードな一週間だったなぁ















震災から560日が経過しました。


 

 


東北の沿岸部はまだまだ、復興に時間を要しています。

 

 

 

特に私たちが住む福島県沿岸部は、

 

 

 

 

更に原発災害が復興の行く手を阻んでいます。

 

 

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私は、あの日に心のブレーカーが落ちたような気がしました。

 

 

 

 

何度もブレーカーをONにしますが

 

 

 

 

瞬時に落ちてしまいます。

 

 

 

 

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心が折れるってこのことかな・・・

 

 

 

 

客観的に自分自身を観て、そう思いました。

 

 

 

 

3月18日から31日までの避難生活の間

 

 

 

 

時間は、たっぷりあるから・・・

 

 

 

 

そんな想いで、普段読めなかった本を10冊くらい

 

 

 

 

持っていったけど、全然読めない

 

 

 

 

読む気にもなれない・・・

 

 

 

 

 

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そんな中、全国各地の友達や知人の皆様から

 

 

 

 

支援や励ましの連絡を次々と戴き

 

 

 


私は、スイッチが入りました。

 

 

 


日本中でたくさんの人びとが

 

 

 


立ち上がった、その一人になろうと。

 

 

 

 

私には、守るべきものがある!

 

 

 

 

家族、社員、社員の家族

 

 

 

 

そして、お客様と地域。

 

 

 



何をやればいいのか、手探りの中、

 

 

 

 

とにかく「行動」を決断しました。

 

 

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「やったこと」で後悔することはないとわかっていたからです。

 

 

 

 

むしろ、やらなかった後悔の方が大きい

 

 

 


それはこれまでの人生で「やらなかったこと」

 

 

 

 

「投げ出したこと」をたくさん経験して学んだから・・・

 

 

 


震災後に「やる」と決めて、行動してきました。

 

 





上手くいっていない時、何度も心が折れそうになったけど

 

 


やり続けていきます。

 

 

 

 

これからも・・・


 

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心が乱れそうになる時、いつも仲間が勇気をくれます。

 

 

 


仲間が支えてくれます。

 

 

 

 

 


私自身、震災後いろんなことがありました。

 

 




様々な素晴らしい方々との出会い。

 

 

 

 

絆が深く太くなりました。

 

 

 

 

いろんな経験、チャレンジをしてきました。

 

 

 

 

  


そして、自分に出来る事、

 

 

 


自分がやらなければならない事、

 

 

 


自分にしか出来ない事が明確になってきました。

 

 

 

自分に、こんな力があったんだ!

 

 

 

 

自身の発見だった!

 

 

 

 

 

 


命の使い道がはっきりとしてきました。

 

 

  

 

それは

 

 

 

 

他利」 「貢献

 



 

 

 

「全社員と家族の満足な笑顔を誇りとし、

 

 

 

 

ひとり一人が自分らしく輝き

 

 

 

 

地域社会に貢献する。」

 

 

 

 

 

我社の社是

 

 

 

 

そのものであることに改めて気付いた!








                                  今日も最後までお読み戴きありがとうございました。



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上記の内容は、2012/11/19当時のものです。現在とは異なっている場合がございますので、ご注意ください。

福島復興本社~4つ年下の妹

最終更新日: 2012/11/11

おはようございます。







 

東京電力福島復興本社を創るようです。

 

 

 

 

 

浜通りに置くのか福島・郡山に置くのか

 

 

 

 

 

思案中だそうだが、

 

 

 

 

 

是非、南相馬において欲しいな

 

 

 

 

 

どれだけ不便なのか解るはず

 

 

 

 

 

そして、南相馬に本社が出来れば加速度的に

 

 

 

 

 

復興が進むし、東電に付随する企業や子会社が付録で付くから

 

 

 

 

 

街の復興にも大きく貢献できるでしょ?

 

 

 

 

 

でも、浜通りだったら「いわき」

 

 

 

 

 

じゃなければ、福島だろうな・・・

 

 

 

 

 

やはり、交通の便を優先に考えるだろう

 

 

 

 

 

そこを押して、やっぱ南相馬だ!

 

 

 



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ある男性には、4つ年下の妹がいました。

 

 

 

 

妹は2歳のときに白血病にかかってしまい、それ以来、

 

 

 


ずっと入院生活を続けていました。

 

 

 

 

妹が病気になってしまってから、両親は妹の看護をするのに必死でした。

 

 

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休みの日にはいつもお見舞いに行っていたので、

 

 

 

 


彼には家族旅行の思い出がありません。

 

 

 

 

友達から、「この前、家族でディズニーランドに行って楽しかった」

 

 

 

 

 

「お父さんにプールで泳ぎを教わったよ」という話を聞くと幼かった彼は、

 

 

 

 

 

「僕はお父さんにも、お母さんにもどこへも連れて行ってもらっていない」

 

 

 

 

 

とさびしい思いをしていました。

 

 

 

 

「妹が病気のせいでどこにもいけない」と、

 

 

 


幼い頃は妹を憎んでいたこともありました。

 

 

 

 

 

 

しかし、大学生になり、自分の自由な時間が増えると、

 

 

 

 


病院にずっといなければいけない妹がかわいそうに思えてきました。

 

 

 

 

 

 

時間が空いている限り、お見舞いに行き、

 

 

 

 


必死に病気と戦っている妹を応援してあげました。

 

 

 

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ある日。1時間くらい、テレビの話題、

 

 

 

 


病院や大学であった出来事を話し合った後、

 

 

 

 

 

「もうすぐ、クリスマスだね。クリスマスの日、また来るから」

 

 

 

 

と言って帰ろうとすると、

 

 

 

 

 

「おにいちゃん、クリスマスプレゼントに携帯電話が欲しい」

 

 

 

 

とお願いされました。

 

 

 

 

クリスマスの日、病気の負担にならないように

 

 

 

 

できるだけ操作の簡単な携帯電話を探してから、お見舞いに行くと、

 

 

 

 

 

「これ、頼まれていたやつ」とプレゼントを渡しました。

 

 

 

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そして、とても喜んでいる妹にメールや電話のやり方を教えてあげました。

 

 

 

 

 

その日の晩、妹から彼に

 

 

 

 

 

「おにいちゃん、ごめんね。私、小さな頃から、

 

 

 

 

 

おにいちゃんに迷惑ばかりかけているよね。

 

 

 

 

せっかくのクリスマスなのに・・・。ごめんね。

 

 

 

 

 

おにいちゃん、ありがとう」

 

 

 

 

 

というメールが届きました。

 

 

 

 










 

これが妹からの最初で最後のメールでした。

 

 

 

 

その日の晩、容態が急変して妹は亡くなりました。

 

 

 

 

 

 

看護師さんから妹が亡くなったとき、

 

 

 

 


携帯電話をしっかりと握りしめていて離すのが大変だった

 

 

 

 

 

教えてもらった彼は、「妹が最後の挨拶をしてくれたんだ・・・ 















                                   今日も最後までお読み戴きありがとうございました。

                                   「1分で感動 4つ下の妹」より






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上記の内容は、2012/11/11当時のものです。現在とは異なっている場合がございますので、ご注意ください。

成功する人とは?

最終更新日: 2012/11/10




おはようございます。







今朝は、3つも夢を見ました。

 

 

 

 

一つ目は、震災後原発事故で退職して行った社員が

 

 

 

 

何人も復帰して社員が皆笑顔で活き活きと仕事をしているシーン

 

 

 

 

二つ目は、世の中の不良が出てきて悪さをしている奴らを

 

 

 

 

更生させて、そいつらに感謝され感動しているシーン

 

 

 

 

三つ目は、社屋が新築されお客様がたくさん

 

 

 

 

ご来店して賑わっているお店のシーン

 

 

 

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夢って眠りが浅いとに見るものなんですよね。

 

 

 

 

今朝は、よっぽど眠りが浅かったんだなぁ・・・

 

 

 

 

 

まぁ、自分的には寝て見る夢より

 

 

 

 

叶える夢を描きたいと想うのであります。

 

 

 

 

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エジソンは電球の発明に成功するまで

 

 

 

 

2万回の実験を繰り返したそうです。

 

 

 


電球を発明した時の記者会見で

 

 

 


『相当な失敗を繰り返していたようですが、辛くなかったですか。』

 

 

 

と質問を受けました。

 

 

 

 

 

 

 


エジソンはこう答えました。

 

 

 

 


『私は一度も失敗したことはありません。

 

 

 

 

成功しない方法を数多く発見しただけです。』

 

 

 

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次に、こういう質問を受けました。

 

 

 

 


『もし何度やっても発明に成功しなかったら、

 

 

 

 

今頃は何をしていると思いますか。』

 

 

 

 

 

 

 


エジソンはこう答えました。

 

 

 

 


『成功するまで実験を続けていることでしょう。』

 

 







成功する人とは

 

 

 


失敗しない人ではなく、成功するまで続けられる人のようです。

 

 

 

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私が昔、感動した思い出がよみがえりました。

 

 

 


私の子供が小学生時の運動会かけっこのシーン

 

 

 

 

小っちゃいころから、他の子より走るのは早かったのですが

 

 

 

 

スタートが遅いんです。

 

 

 

 

 

『よーい、ドン!』

 

 

 

 

他の子より、一歩スタートが遅く

 

 

 

 

徐々に追い付きゴール前で逆転する。

 

 

 

 

こんな感じでした。

 

 

 

 

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ある時、「お前 他の子よりスタートが遅れるんだよな。」

 

 

 

 

 

「位置について、よーい、ドン!」の

 

 

 

 

「位置について」の掛け声がかかったら

 

 

 

 

よく、先生の声を良く聴いてスタートしなさい。

 

 

 

 

と、アドバイス

 

 

 

 

まぁ、小学校低学年ですから、とっても素直です。

 

 

 

 

本番までは、忠実に父親の言う事を聴いて練習したんだと思います。

 

 

  

運動会当日、いよいよかけっこの順番がまわって来ました。

 

 

 

 

スターターの先生の「位置について、よーい。」

 

 

 

 

はやる気持ちで2回もフライング

 

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3回目できれいにスタート

 

 

 

 

結果、スタートからトップでゴール!

 

 

 

 

 

 

ゴールして私の姿を見つけた息子は・・・

 

 

 

 

 

 

満面の笑顔で

 

 

 

 

「パパ!ブッチギリで一番だったよ!」








                                今日も最後までお読み戴きありがとうございました。





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上記の内容は、2012/11/10当時のものです。現在とは異なっている場合がございますので、ご注意ください。

決断力

最終更新日: 2012/11/08



おはようございます。







今日は、これから福島県ホンダ会の営業責任者会議で福島出張








私の立場は、営業責任者ではないんですが、この会議を執行する








福島県ホンダ会の理事としての出席です。









つまり、主催者の立場と言うことになります。







まず、出掛けることが多い・・・





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今日は、「決断力」をお伝えします。













組織で仕事をする中で、なかなか決断ができない人がいます。

 

 

 


特に、最近はこのような人が増えているように感じます。


 

 

 

 


決断ができないのは、悪いことばかりではなく、

 

 

 


慎重に考えて動くという意味では、プラスもあります。


 





しかし、あまりにも時間がかかるのは、困ります。


 






特に、少数で仕事をする場合には、少数の利点でもある

 

 

 


機動力やスピードを活かすことができません。


 



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ここが、とっても重要で私たち30人以下の会社

 

 

 

 

いわゆる弱者にとってフットワーク、スピードは生命線でもあります。

 

 

 

 

返事が遅い人もNGですね。

 

 

 



早く決断をして行動する。

 

 

 

 

もし、そこで上手くいかないことがあったとしても、

 

 

 

 

早ければすぐに改善することもできます。


 

 





今は特に何事もスピードが求められるので、

 

 

 

 

遅いだけでリスクになります。


 

 



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では、決断が遅い、できない人に対して、

 

 

 

 

私たちリーダーは、どのようなアドバイスをすればいいのか?

 

 

 

 

 

指導をすればいいのか?


 

 





私の経験では、日頃から「正しい決断より、早い決断の練習

 

 

 

 

が必要だと思います。


 

 




正しい決断より、早い決断



 

 

 

言い換えると「正しい決断」は、損得を考えている人

 

 

 




正しい決断をしなければいけないと思っています。が、

 

 

 

 

 

実は、失敗はしたくない、正確な決断をしたい。

 

 

 





確かに間違いではありませんが、この発想だと、

 

 

 

 

やはり返事は遅く決断もできません。


 

 

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それより、まずは即座に返事をして行動に移す。

 

 

 

 

 

早く正しい決断ができるのが理想ですが、

 

 

 

 

時間をかけて正しい決断だと思ったとしても、やはり実際は違った!

 

 

 

 

ということがほとんどです。


 

 


やってみなければわからないことが多いです。

 

 

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出来るか出来ないか」じゃなくて

 

 

 

 

 

先ずは、即座に返事をして一歩目を踏み出す。

 

 

 

 

 

ここから始めませんか?

 

 

 

 

 

 

 

積極的・肯定的な思考があなたを変えてくれますし、

 

 

 

 

 

周りの人も環境も変化しますよ。

 









                                         今日も最後までお読み戴きありがとうございました。



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