最終更新日: 2012/12/21
おはようございます。
昨日は、一日中強烈に予定が入っていて自分でやるべき仕事を
後回しにしていたら終えたのは、11時をまわっていました。
そんな中、南相馬市内の幼稚園、保育所に
我社のフレッシュな新入社員4人と共に
Xmasプレゼントを届けてきました。
子どもたちの輝く笑顔に元気と勇気をもらってきました。
Hondaのお兄さんお姉さんがサンタクロース!
これは、次回シェアします。
さて今日は、私が所属する福島県相双倫理法人会から
依頼された記事の原稿を
先ず、ブログセミナー愛読者の貴方にシェアします。
平成23年3月11日
日本が大きく揺れ動きました。
我社は、鹿島店を本店に原町日の出町店2店舗運営をしていますが
2店舗共に3月31日まで休業して4月1日から
鹿島店のみ再開をします。
2店舗は、30㌔の同心円を跨いでいた為に
不確かな情報に翻弄され40名のスタッフ中
20名の退職者を出しました。(12月31日現在)
社員数の激減もあり原町日の出町店は震災以来、未だ休業中です。
震災直後から原発事故に対する正しい情報がなく、
この先、南相馬に住めるんだろうか?
南相馬から市民がいなくなってしまい商売が出来るのだろうか?
社員の皆さんが避難先から戻れず、
どんどん退職せざるを得ない状況が続き、
事業として成り立つのか?
持ち堪えられるられるのか?
先の読めない日々が続き、心が何度も折れそうになりました。
4月1日に再開して戻って来てくれた社員さんは当時23名。
再開した日の朝礼では、「おはようございます。」
「先ず、この震災で犠牲になられた方々に黙祷しましょう。」と言った瞬間、
涙がこぼれ落ちました。
そして、何より放射能の恐怖にも怯まずに
戻って来てくれた社員の皆さんに心からの感謝の気持ちでした。
年間の中でも一番の繁忙期3月にやり残した仕事、
津波で流されたクルマの後処理など
容赦なく、どんどん入ってきました。
重要な部署のスタッフが揃わず仕事がまったく回りません。
スタッフ全員が被災者。
津波で家を、流された社員。
身内を、亡くした社員。
奥さん、子どもさんを遠くに避難させて勤めてくれる社員。
身も心も厳しい状況が続き社内全体が動揺していました。
何とかしなければならない・・・。
しかし、様々なことを処理するコントロール範囲を
遥かに超えていました。
焦りが募ってきます。
そんな中、大震災から2ヵ月休会していた
モーニングセミナーが5月11日に再開をします。
このMSに参加したことで、切れていた導線が繋がりました。
セミナー終了後、会社に戻り心を整理して、
これから何をすべきかを冷静にまとめました。
ここで心の動揺から会社の中が
全く整理整頓が出来ていなかったことに気付きます。
そして、震災から出来ていなかった活力朝礼を
8月の盆前から再開したところ不思議なくらい
仕事が効率よく進むようになりました。
やはり、「物の整理は心の整理。感謝を込めて後始末」です。