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もしも歌がなかったら

2026/02/28

投稿者:水内 大介

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今週は音楽の素晴らしさに浸った1週間でした。


23日(月・祝)は八幡浜児童合唱団の第52回定期演奏発表会が八幡浜市文化活動センターで開催されました。
私も20代・30代では八幡浜青年会議所(JC)メンバーとして、合唱団の運営を最前線でやってきました。
現在は合唱団の育成会に所属し、側面から運営のサポートをしています。

団員は少子化の影響で現在は10名台まで少なくなっていますが、会場は超満員で立ち見の方もいらっしゃいました。
私はいつものように最後列から観賞しましたが、この動員の凄さに感心しました。
先生方も私がJC時代から公私ともにお世話になっている方々が中心に、指導のクオリティは保つどころか磨きが掛かっています。
中高生のサポートも厚くなり、地域の劇団や大人の市民からの関りも年数が経つごとに深くなっています。

52年の歴史に培われた八幡浜児童合唱団が地域に広げる音楽のつながりは八幡浜の普遍の価値になっていると実感しました。

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そして児童合唱団の定演に続いて25日(水)には同じく八幡浜市文化活動センターで「岡田和子先生に寄せるコンサート いついつまでも いつまでも」が開催されました。
岡田和子先生は八幡浜の伝説的な音楽教諭で、多くの小学生に音楽の影響を与えた方です。
私も江戸岡小学校時代に音楽を教えていただきました。
音楽の授業がとても楽しかった思い出があります。

小学3年生の3学期に江戸岡小学校の渡り廊下で岡田先生から「児童合唱団に入りなさい」と声を掛けられたのを鮮明に覚えています。
当時は選考試験で落選する児童もいた中で、岡田先生直々に声を掛けていただいたことは今思えば本当にありがたいことだったと思います。
結局、私は入団しなかったのですが、入団しておけば良かったなと思う時がしばしばあります。
岡田先生は私が中学1年生の時に他界されましたが、先生が大切にされてきた八幡浜児童合唱団を大人になってから運営という立場で関わらせていただいていることは、私にとっても感慨深いものがあります。

↑こちらはパンフレットに掲載されていた出演者のプロフィールです。

岡田先生から影響を受けた児童はとても多く、そのなかでも今回ステージを企画し出演された方々は音楽界の一線級で大活躍されている方々ばかりです。
コンサートは当時の記憶が蘇り、耳の中に残る岡田和子先生の声も聴こえてきそうでした。
会場は感動の涙で包まれる素晴らしい内容でした。

特に「友だちはいいもんだ」は当時の江戸岡小学校の児童なら誰でも歌える思い出の曲。
この曲を聴くだけで心が震えました。

コンサートで宮本益光さんが歌われた「もしも歌がなかったら」の詩にも様々な想いがよぎります。
「もしも歌がなかったら
誕生日のケーキは味気なかっただろう

もしも歌がなかったら
卒業式は誰も泣かなかっただろう

もしも歌がなかったら
ゲーテは詩なんて書かなかっただろう

もしも歌がなかったら
一人ぼっちは耐えられなかっただろう

もしも歌がなかったら
あなたと出会うことはなかっただろう」

そして八幡浜児童合唱団の定演と岡田和子先生に寄せるコンサートの最後で歌った「遠い空の下で」のフレーズ
「遠い空の下で
好き勝手に生きていた
人たちが束になってできた
おおきな街
だけどしずかに
だけどやさしく
となりの未来を
そのまたとなりの未来を
押し続けるのです」

歌があるからこそ広がる人々のつながりと感動、そして人々からいただいた感動をとなりの未来へとつないでいく。
岡田和子先生、教え子たちが想いをしっかり受け継いでいますよ。

弊社としても地域に音楽文化が恒久的に根付かせるよう、八幡浜児童合唱団の育成会員として、これからもずっと側面からサポートして参ります。

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