
当店初のEV(電気自動車)の試乗車になるN-VAN e:が店頭に並んでいます。
これからHondaはEVのラインナップを拡充していきます。
インフラ整備、充電時間、長距離移動の懸念などEVにはまだまだ課題が多いのも事実です。
しかし日常的な生活圏での使用をメインと考えた場合、EVもとても快適な乗り物です。
自宅の車庫に家庭用充電設備を取付けるのも数万円で工事が出来る場合もあり、夜間に充電しておけば不便さは感じません。
EVに抵抗がある方の1つの理由として考えられるのが購入単価ではないでしょうか。
N-VANガソリン車とN-VAN e:で同等グレードのFUNで車両本体価格を比較してみます。
N-VANガソリン車は1,764,400円~、N-VAN e:は2,919,400円~。
その差は1,155,000円!!
これだけ見るとEVなんて高くて買えない!と思われても仕方ありません。
購入するにあたり国や自治体による補助金があるのはご存知でしょうか?
当店が所在する八西地域においては八幡浜市が10万円、伊方町が20万円の補助金を交付しています。
また国からも現在55万円の補助金が交付され、それらを合わせると65万円・75万円の補助金を受けられます。
(国や自治体によって条件が異なります。詳細はホームページをご参照、もしくは行政担当窓口にお問い合わせください。)
またガソリン車とEVのランニングコストについても調べてみました。
当店独自の計算ですのであくまで一例でございます。
地域や乗り方や社会情勢によっては差があることをご了承ください。
上記の通り年間約1万km走行で、8年間使用したところ50万円程度、EVの方がランニングコストを抑えれらるという計算になりました。
補助金やランニングコストなどを考えると、大雑把な計算ではあるものの8年間115万円~125万円程度の恩恵をEVは受けられます。
そうすると車両本体価格の差は埋まる計算になります。
またEVはオイル交換やエアクリーンフィルターやプラグなどといった消耗品の交換がありません。
そういったコストも浮いてきますし、税制面での優遇がある可能性もあります。
EVは不便で高いというネガティブなイメージを持たれがちですが、使用環境によっては経済的で尚且つ時代の先端を走るという意味でも魅力的な乗り物で選択肢として十分考えられます。
まだまだ実際にEVに乗ったことがない方も多いと思います。
非常に静かでリニア感があり、踏み込んだ時の加速の力強さは電気の力ならではで新鮮です。
興味本位でも結構ですので、ぜひ1度EVの走りを体感してください。
当店の試乗車は2025年ということもあり、また次代を担う乗り物ということで大阪関西万博のデザインナンバーにしました。
そして番号の「80-80」にも意味があります。
八幡浜ということで8(八=や)、0(わ=輪)、ー(ひらがなの「に」の左側に-をいれると「た」)、8(八=は)、0(ま=丸)ということで強引な語呂合わせで「80-80」にしました。
もし街中で万博のデザインナンバーの80-80のN-VAN e:が走っていたら当店の試乗車だと思ってください。
ガソリン車やハイブリッド車の長所、EVの長所それぞれ違います。
どちらの方が優れているという視点ではなく、それぞれの長所にマッチした使用環境を想像するとクルマ選びも幅が広がり楽しくなると思います。
ぜひこれからはEVも候補に入れてご検討よろしくお願いいたします。