今朝の八幡浜市は早朝からけたたましく緊急地震速報の訓練放送が鳴り響きました。
市内一斉に自主防災訓練が行われ、大地震による避難訓練や各地区で企画された防災減災の活動が実施されました。
現在、私も消防団の中央分団1部の部長を務めていることもあり今朝は出勤を遅らせ、消防団員として管轄である江戸岡地区の訓練のお手伝いに参加しました。
開催場所の八幡浜市民図書館には老若男女問わず大勢の市民が参加されており防災意識の高さを感じました。
江戸岡地区では3つのブースに分かれて、消火器の実技体験、簡易担架の作り方、AEDの実技体験が実施されました。
中央分団1部の消防団員も各ブースに分かれて実技のお手伝いをさせていただきました。
合間には幼児や児童の皆さんに消防ポンプ車に実際に乗って見学していただき、訓練の中のアトラクションも楽しんでいただきました。
お盆前にも豊後水道を震源とした大きな地震があり、南海トラフ巨大地震の警戒があったことは記憶に新しいところです。
近い将来必ず起こるであろうと言われる南海トラフ巨大地震に備えて、豊後水道に面する八幡浜市の市民の防災・減災意識は高くなっています。
当店が位置する松柏地区は八幡浜市のハザードマップによると津波の浸水想定では2mとなっていますが、最大クラスの津波になると想定よりも高くなる可能性もあると言われています。
当店の屋上階の高さは地上から9.9mとなっており、さらに看板照明が設置されている屋上階の高さは14.94mあり梯子で上がることも出来ますので、緊急時には一時的に避難できる高さだと思います。
また建築時には地下深く鉄筋の柱を岩盤に当たるところまで基礎工事を行っています。
1番良いのは避難する時間が十分あって山に登るのが良いと思いますが、もし緊急を要する際は遠慮なく当店社屋の屋上階にも避難していただければと思います。
私も消防団で活動していることもあり、日頃より防災意識を持っている方だと思いますが、南海トラフ巨大地震の場合は想像を超える揺れがあると思いますので、そういう時に冷静に判断してお客様や社員を守れるよう努めたいと思います。