2022/02/12
Honda初となる量産型バッテリー電気自動車(BEV)Honda eが当店にやって来ました。
この度、私の20年来の大恩人のご縁によりHonda eの中古車を納めさせていただくことになり、先日その車両が当店に到着しました。
これまでPHEV(プラグインハイブリッド)も納めたことがなく、当然のことながらBEVは新車でも中古車でも初めてのご契約です。
全国でもまだ約1,000台余りしか走っていないHonda eですので、八幡浜のような田舎で商談の機会をいただくことは稀な出来事です。
個人的には私も以前、Honda eに試乗したことがあるのですが、まじまじとHonda eを目の当たりにするのは初めての機会と言えます。
愛くるしいフォルムに明るく前向きな気持ちにさせられるチャージイエローがとてもよく似合います。
お客様のご厚意に甘えさせていただき、実車で様々な経験もさせていただいています。
こちらは急速充電器による充電シーンです。
最初だけ不慣れな感じはありましたが、あとは簡単。
次からは問題なく充電も出来そうです。
ただしこちらは急速とはいうものの中速充電器のため、充電速度や充電量に限りがあります。
そういったことも実車を通じて勉強させていただきました。
こちらは200V専用の家庭用充電器で充電する際のケーブルです。
10時間余りで概ね充電できる感じです。
満充電で走り方にもよりますが、実際には200km前後は走れますので市内周辺の普段使いには問題ありませんし、松山ぐらいなら往復も余裕でしょう。
仮に家庭用充電器が無い場所でも、器具さえ揃えておけば家庭の100V電源のコンセントでも充電は可能です。
ただし満充電で30時間ほど掛かりますので、あくまで応急用といった感じでしょう。
そういった点も随分と知識が備わりました。
八幡浜市内においてはもっと急速充電設備がほしいところですが、勉強すればするほどBEVを使う不便さは感じなくなりました。
こちらは車のサイドです。
見ての通りドアハンドルは面白い作りをしています。
キーを持って近付くとピョコッと出てドライバーをお出迎えしてくれます。
そしてサイドミラーにもご注目、そうミラーではなくカメラです。
先進的ですね。
運転席からの見え方はこんな感じ。
映像はクリアで想像以上によく見えます。
確かにサイドミラーと少し感覚は違うものの、すぐに慣れました。
後ろもフロントマスクとの統一感があって、先進的ながらもどこかクラシックカー的な雰囲気もあり、ネオクラシックと言えるオシャレなデザインです。
室内もこのような感じで、時代を先取った先進的なコクピットです。
自動車というよりは何か航空機のような雰囲気もあり、燃費計ならぬ電費計ももちろん表示されます。
もちろんHonda SENSINGも搭載されていますので、予防安全技術においても高い性能を誇ります。
インパネでやはり目が留まるのはこの大型のディスプレイモニターでしょう。
こちらは四季折々の画像に変更することが出来ます。
もちろんナビの表示もされますし、テレビも映ります。
最近はナビの大型化が進んでいますが、ここまで大きなディスプレイモニターは大型ナビでも敵いません。
タッチパネル式で動きも滑らか、左右の表示画面も入れ替えることも可能で、車内というよりは部屋といった感覚です。
そしてディスプレイモニターには家庭のスマートスピーカーのような機能も付いています。
「OK Honda」と声をかけると不思議なキャラクターが登場します。
このキャラクターに聞きたいことや、機能について声をかけると対応してくれます。
例えば目的地までの距離や天気予報、充電スポットなど知りたい情報を教えてくれたり、雑談にも付き合ってくれることもあります。
音声認識のレベルも高いので、聞き間違えることの方が少ないです。
人工知能の進化は目覚ましいものがありますね。
そしてこちらはシフトスイッチです。
木目調に囲まれたスイッチは質感もとても良いですね。
操作も簡単ながらも先進的。
ホンダにしては珍しいシングルペダルモードも使いやすく、アクセル操作のみでスムーズな加減速が可能です。
走りはRRのため乗りなれたFFと違い、後輪から伝わるパワーが背中を押してくれる感覚が特徴です。
またボンネット内にエンジンが無いため、前輪の切れ角が大きく、非常に小回りが利くことが特筆されます。
車庫入れのサポート機能も搭載されております。
スカイルーフも装備されており、開放感を味わいながら青い地球と共に走れます。
今回の貴重な経験をお客様からいただき、感謝と共にBEVであるHonda eの魅力にどっぷりつかってしまいました。
もちろん初期投資もそれなりに必要ですし、ちょっとした心の余裕も必要な車かもしれませんが、こんなに魅力が詰まった車に私も乗ってみたいと思うようになりました。
これまで慣れていないせいもあり、Honda eの商談も少し構えていましたが、今後は自信を持っておススメ出来そうです。
まだまだ街中で走っていないBEVですので、特別感も味わえます。
ご興味がございましたら、ぜひお声掛けください。