こんにちは、US交野店の久保です。またひとつ昭和の星がなくなってしまいましたね、、、
と言っても人物ではなく飴の話なのですが。販売から53年の歴史で突然のお別れとなったチェルシーです。
幼き頃は高価で普段とても口にはできませんでしたが、遠足など特別なイベントの際にはお世話になった大好きなオシャレ飴でした。
あのツルっとして冷たい食感はもう思い出となってしまいますね、、、
さて、大好きな邦画で「鬼龍院花子の生涯」という作品がございます。
映画のロケ地として当時、京阪橋本駅周辺の某所が使われました。
今で言う映画の聖地巡礼ではありませんが、かねてよりこの場所が気になって過去に訪れた事はあったのですが、
今回、屋内を拝見できるということでしたので再度訪れることにしました。
もともと大阪と京都を結ぶ宿場町であったこの地が栄えていたのは、今から87年前ほどで
その後、色々な事情で衰退していくことになっていきます。
歴史的背景も踏まえて建物の造りを見学させて頂きました。
多彩な色使いのステンドグラスやモザイクタイルは、当時としてはもの凄くハイセンスな印象を感じとれました。
欄間の彫刻や梁に使われている屋久杉など職人さんの技術の高さと拘りも感じ取れます。
すべてにおいて凝りに凝った造りはもの凄く粋ですよね。
色々と事情もあるのでしょうが、個人的にはこの歴史ある建造物を解体せず、今後も保存し継承していって欲しいと切に思いました。