2020年4月1日から自賠責保険料が3年ぶりに平均で16.4%値下げになります。
例えば自家用乗用車の24ヶ月(沖縄・離島除く)は25,830円から21,550円と4,280円安くなります。
理由としては、交通事故の減少により保険収支が改善されたことを反映したためです。
警察庁の統計によりますと、2019年の交通事故死者数は3,215人と減少。3年連続で統計以来最少となり、また、事故による負傷者数も減少していて、
2019年では46万715人(前年より6万5131人減)となり、15年連続で減少します。
自賠責保険は交通事故の被害者(のケガや死亡・後遺障害)に対して支払われる保険金なので、人身事故そのものが減少すれば
当然保険金の支払額も減少することになり、「利益にも赤字にもならないように運用する」という原則に基づき保険料に反映されるという事です。