2019/09/22
10月、困ったことに台風の本格シーズン到来です。
過去にはニュースなどでは台風による大雨でクルマが浸水したり、強風でトラックが横転したり、街路樹が停車中のクルマに倒れてきたりと
被害の場面が報じられていました。台風時に注意すべきことは何でしょうか?
●クルマ周辺の物が強風に飛ばされないよう固定したり、屋内に移動させましょう。
風であおられやすいパネルやボード類は固定しましょう。
ガレージの屋根が破損していると屋根がはがれて周囲のクルマや家屋を傷つける危険があるので事前に修理しておきましょう。
風に飛ばされやすいもの、例えば植木鉢や置物などが近くにないか、工具類、オイル缶などが駐車場に転がっていないか確認し、
クルマに当たらないように家の中にしまうなど対策しましょう。
駐車場が地下だったり、低い場所にある場合は冠水する恐れがあります。大雨・洪水警報が出そうなときはクルマを高台に避難させましょう。
●強風ではドアを開けるときに注意しましょう。
強風のときに多いのがドア開閉時に隣のクルマにぶつけてしまう事故です。お子様や高齢者など腕の力が弱い方がドアを開ける場合、
ドアを抑える力が足らなかったり間に合わなかったりしますので、ドライバーが下りて外からドアを開けてあげましょう。
もしくはお子様が小さいうちや高齢の方が同乗することが多い場合は、乗り降りし易いスライドドアのクルマをお勧めします。
●自動車保険の補償内容を確認しましょう。JAFにも加入しましょう。
事前に対策していても、想定外なことが起きてしまうのが自然災害です。
一般的な車両保険であれば台風・竜巻・洪水・高潮による車両損害は補償されますが、自分の自動車保険契約がどのような補償内容か
確認し、もしも車両保険に加入していない場合は加入をお勧めします。免責金額(自己負担額)を設定すれば、ある程度は保険料が
抑えられますので、当社スタッフにご相談ください。
車のトラブルに出動してくれるロードサービスのJAFの発表によると、台風のせいで道に落ちた瓦礫を車が踏んでしまうことが原因で、
台風通過後の「タイヤのパンク」トラブルも多いそうです。タイヤ単独の損害は自動車保険の支払い対象ではありませんが、
JAFに加入していればスペアタイヤへの交換作業(1本)が無料で行えます。
災害の時はJAFもすぐに来てくれるか分かりませんが、保険+JAFで万一の備えを確保しましょう。