お久しぶりですサービスの宮川です。
あまりにもネタが無いので過去の整備記録からひとつ紹介しようと思います。
お客様よりエンジン不調にて車両入庫。 アイドリングだとかすかに振動が有る程度でしたが回転数を上げていくとあきらかに失火が確認できる状態。
エンジンチェックランプも点灯していた為、テスターを接続し故障コードを確認。
結果は・・・8番シリンダーの失火。
早速スパ-クプラグとイグニッションコイルを点検しましたが異常無し。 おそるおそる8番シリンダーのリークテストを実施したところ、結果はNG。
最悪の結果にぼーぜんとしつつエンジンを分解。 ピストンとシリンダーに修復不可能なキズがありました。エンジンブローです。
今回の車両は走行距離も少なく、オイルメンテも問題ない車両なのでかなりのレアケースです。
恐らくエンジンを始動直後に回転数が落ち着く前に走行を開始していたのが原因と思われます。 こういう事は滅多に起こる事ではありませんがエンジンが冷え切った状態だとラフな扱い方をするとエンジンにダメージを与える結果になるので皆様も車は優しく扱ってあげてください。