最終更新日: 2013/05/18
桑間店 営業の清水です。(黒田マネージャー風には書きません)
今日はタイトルにあるように法定12ヶ月点検のお話です。
今日は朝から点検でご入庫いただいていましたので分解中の写真を撮ってみました。
車をリフトで持ち上げて下回りからのチェックをしオイル漏れやホース類の破損、車両状態を点検します。
今日点検で入庫いただいたのがインサイトなんですが持ち上げてもエンジンも見えません・・・。
アンダーカバーと言う部品で下から覆われているんです。
なぜ?
それは空力抵抗を極力減らす為に!
なぜ空力抵抗を減らすの?
それは車が走行する際の抵抗を極力減らす為に!=スムーズに走れる=燃費向上につながるんです!
で、そのアンダーカバーを外すとようやくエンジンのお目見えです。
オイル漏れ、滲みなどのチェックをしオイル交換をさせていただきます。
タイヤはもちろん空気圧を適正に調整し、タイヤ溝の深い方をフロント側に使用します。(タイヤローテーションと言います)
なぜフロントに溝の深い方を?
それはフロントにエンジンがあり重たい荷重が常にフロントタイヤにかかったり、車の舵を取るのにハンドルを回せばフロントタイヤが角度を変えるのでフロントタイヤが先に溝が無くなっていきます。なのでリアタイヤの方が溝が残っているので入れ替えてバランス良くタイヤが減って行くようにするんです。
車に乗ってるんですが4本のタイヤに乗ってますよね?タイヤが駄目になれば車は走行できませんしブレーキをかけて止まる力を路面に伝えてくれるのもタイヤです!であればやはりタイヤもちゃんと点検をしてあげましょう♪
次にブレーキの分解洗浄をします。
車はエンジンがかからなくても「困る」だけなんですがブレーキが効かず止まらなければ最悪「人を殺します」。
なので細心の注意をはらって分解洗浄、組み付けまでを行うんですがその際ブレーキパッドをヤスリで削ります。
なぜ?
ブレーキパッドと言う部品がブレーキディスクと言うタイヤと一緒に回る鉄の円盤を挟んで車を止めるんですが、ブレーキパッドとブレーキディスクの間で起こる摩擦熱は半端なく熱いんです!
そうするとブレーキパッドは熱でだんだんと焼けて硬化(カチカチに硬くなる)してきてしまいます。
そうすると硬いもの同士が擦れ合うようになるのでキーキーと音が鳴ったりしますのでヤスリで削り軟らかい面を甦らせてあげるんです。
これは12ヶ月点検の時ともちろん車検の際も行います。
つまり1年に一度はブレーキの分解洗浄をしないと本来の止まる為の性能を発揮しない恐れがあるんです。
写真はライフの物ですがこれがブレーキディスクです。NISSINと書いてある部品がブレーキのキャリパーと言う部品でそこにブレーキパッドを取り付けて挟み込んで車を止めるんです。
パッド、ディスク、キャリパーを洗浄、組み付けして点検完了です!
あと、ご予約いただいた方にはお車の洗車と室内清掃を無料でさせていただいております♪
人間の体と同じで定期的に点検(検診)を受けてドロドロになったオイル(血液)を交換(人間は血液の交換できませんが)してあげてくださいね!
宣伝ですが弊社ではまかせチャオと言う定期点検パックもご用意しています。
https://www.honda.co.jp/ciao/
詳しくは当店スタッフまでお問い合わせください。