最終更新日: 2012/08/25
昨日は近所の「地蔵盆」(じぞうぼん)だった
近所を流れる「安濃川」(あのうがわ)にかかる
「納所橋」(のうそばし)のねきにあるお地蔵さん
そこで毎年8月24日に開催されてます
当然ですが私が子供のころからずっと同じ
昔はそれこそ子供が多かったので
夏休みになると前半は「納所橋」の下で「ラジオ体操」を行い
後半の24日には「地蔵盆」で1日楽しんだもの
「地蔵盆」が終わると「あ~夏休みももう終わりか・・・・」と
少しさみしくなったものだ
「地蔵盆」当日は朝から鐘を鳴らしながら近所にお知らせ
お駄賃として近所の駄菓子屋でアイスをもらったり
*まだ当時のおばちゃんが駄菓子屋やっているんですよ!「まつだ」のおばちゃん ありがとー!*
道行く人に呼び掛けをして「千灯明」(せんとうみょう)を上げてもらったり
お参りしてくれた人に「おころ」というお餅を渡したり
夜は出店が出てちょっとしたお祭りイベントだったものです
すごく懐かしい
子供が少なくなった今は
近所の大人たちだけで交代で当番をする
「千灯明」の呼びかけも録音したものを流してるだけだし
お母さん達が手作りしてた「おころ」も外注になってしまった
さみしいね
子供が少なくなって
「子供会」自体が存在しなくなっているから仕方がないね
そんな今でも「地蔵盆」前の準備と片付けには顔を出すようにしてる
地元衆としては当然なんだけど
今回の準備は仕事で行けなかったので
昨夜の片付けは気合を入れて行ってきた
提灯を外したり杭を抜いたり
鉢巻しながら頑張った
毎年 この日だけ顔を会わせる近所の先輩もいる
今年も一緒に片付けをしながら少ししゃべったけど
一緒に遊んだことを本当に懐かしく思い出した
今やリピートで延々と流される「千灯明」の呼びかけも
「ひょっとしたら俺たちの声じゃない???」とかいう話も出た
「昔 録音した覚えがあるし 声が似ている」とのこと
さすがに30年以上も前のことだから
当時のテープがそのまま流されていることは無いとワタシは思うけど・・・
けどそんな話をするのも面白いものだ
今年の片付けはやけに人が少なくて気になったけど
たまにはみんな帰ってくるなり
地蔵盆に顔を出した方がいいよー!
聞くところによると
「地蔵盆」は「その地に住まう人たちを守る」とか
「その地の子供たちを特に守っている」らしい
これからも大切にしなければいけないし
子供たちにも伝えなければいけないなと感じた
お地蔵さん いつもありがとう