Honda Cars 帯広中央店のブログをご覧いただき、ありがとうございます☆
今回も、引き続きN-ONE OWNER'S CUPへの参戦を振り返ってまいります。
それでは後編、本戦編をお届けいたします♪
予選走行の結果、39番のグリッドからスタートとなった当社チーム。
ドライバーは公式戦に初参加!スタートラインにつくのも初めてです。
ラインを越えても、手前過ぎてもペナルティとなるプレッシャーがかかる中
フォーメーションラップの後、ぴったりグリッドにつけ
レッドシグナルの消灯を待つばかりとなりました。
いよいよ 決勝レーススタート!
遥か前方、1番グリッドからぞろぞろと
見渡す限りのN-ONEが走り出しました。
しかし。
順調に自チームのスタートを見届けた頃、
場内実況から「 横転 」の声。
観戦ポイントからは見えませんでしたが、
スタート直後に1台、横転があったとのことで
即、赤旗が出されました。
追越禁止、全車両ピットロードに戻るため急ブレーキの音が響きました。
1周目、走り出してすぐの横転アナウンスにヒヤヒヤしていた、その時。
ドン.
という鈍い音と共に
S字カーブでさらに1台、横転した車両が目に飛び込んできました。
衝撃の光景に、思わず声が出ました。
周囲も騒然とする中、すぐに接触横転のアナウンスがあり
コース上状態復帰のためレースは中断。再開まで数十分待機することに。
2台目の横転時、当社チームは横転車両の数台後ろを走行していたため
アクシデントを間近で目撃したドライバーが委縮してしまわないか心配しましたが、
本人は冷静に再スタートを待っていました。
Kくん、さすがパワフルなハートの持ち主!!
暫くして再開の準備が整い、再びグリッドにつきました。
元々9周で行われるレースでしたが、アクシデントもあってか
タイムテーブルと周数を変更し8周での戦いとなりました。
さあ、レース再開です!
トップ争い、次いで中間争いは集団となり、重なってカーブ走行をしていくような状況ですが
当社チームも、スタート時点から後方で三つ巴状態。
5,6週目で1台が抜け出し、残るもう1台とのバトル展開に。
が、同じN-ONE同士
スペックの違いは、ほとんどありません。
そのため追い越すにもスキルが必要になりますが
前走車の走行ラインが絶妙で 何週にもわたって抜かせそうで抜かせない、歯がゆい状況が続き
そのまま36位でのゴールとなりました。
公式レース初参戦、無事完走!!
メンバー一同ほっと安心です。
Kくん、初めてのプレッシャーの中お疲れ様でした!!
レース終了後は、車検を済ませ
「公式レースに参加する」という当社にとって新しい取り組みで
まずはドライバー、車両ともに無傷でゴールできたことを称えつつ
会社に戻る車内で、早速プチ反省会。
ガソリンの量、タイヤの調整や予選走行とのペース配分など
「会場で目にしたこと感じたこと、全てが学びになったね」
「準備も練習も全然足りてないことがはっきりしたね」と
ドライバー目線での振り返りを聞くことができました。
その中で、実はレース再開時
1回目の走り出しよりも心臓バクバクで大緊張していたことも教えてくれました。
しかしスタートしてしまったら
自分の練習してきたこと、出来ることをやるしかないと
切り替えて本番に臨んだそうです。
その分、「最後まで前のチームを追い越せなかったのは悔しかった。」と話してくれました。
今回、会場で
N-ONEレース大ベテラン・ホンダカーズ富士中央様から
「色々なサーキットでレースに参加し経験を積むのも良いことだが、
せっかく帯広チームは近くにサーキットがあるので
1つのコースを練習し尽くして、そのサーキットのレースを極める
というのもひとつの手だよ。」
と貴重なアドバイスを頂きました。
地元のコースを走り込んで
来年参戦時には、より結果に拘ったレースにするため
もっと上の順位で戦えるタイムを安定して出せるようにしていきたいですね。
4回にわたって更新いたしました、N-ONEレース参戦記録は
今回で完結とさせていただきます。
次回以降はまた通常通りの更新とさせていただきますので
そちらもぜひお楽しみに♪
レースチームの皆さん、お疲れ様でした!!
来年も頑張ろう!!