ブログ

ホンダの救世主 初代ODYSSEY

2020/11/07

初代オデッセイ 2.png

皆様こんにちは!

いつも当店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。

新しいオデッセイが登場したということで今日はオデッセイの歴史を振り返ってみたいと思います。

バブル崩壊後の1990年頃から起こった日本でのミニバンブーム。そんな中、1994年10月にデビューしたのが初代オデッセイです。

それまでホンダは、セダンとクーペに主力でミニバン開発の面では他社から後れを取り、業績も悪化の一途にありました。後にそんなホンダの救世主となったのが初代オデッセイなのですが、デビューに至るまでは簡単な道のりではありませんでした。

当時のホンダには、新規でミニバンを作る資金もなければ時間もありませんでした。そこで苦肉の策として既にあるセダンの『アコード』のプラットフォームを流用することになりました。ライバル車種に比べ背が低くて、Aピラーの傾斜が強いオデッセイは、今でこそスポーティなイメージで好印象を捉えられがちですが、それも当時のホンダがミニバン用に製造ラインを設けることが出来ず、アコードとの共通生産ラインで車高に制限があったためとされています。

当時、経営陣の中にはスライドドアもなく中途半端なサイズのミニバンは売れないのではないかと、最後まで市販化に懸念を示していたそうですが、蓋を開けてみれば爆発的ヒットを記録。ネガだったはずの背の高さは低重心で高い走行性能に、スライドドアをもたないデザインは斬新さが支持され、経営状態が苦しかったホンダの体制を立て直した一台となりました。

こう歴史を振り返ってもオデッセイはホンダにとって欠かせない一台だったということがよくわかりますね(^-^)

この度ビッグマイナーチェンジをしたオデッセイ、試乗車として見附南店にご用意してありますので

皆様是非お気軽にご来店下さい♪


記事一覧に戻る