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等級制度と保険料の仕組みについて

2026/11/01

等級制度と保険料の仕組みについて

任意保険の見積書や証券を見ると、「○等級」という表示があることにお気づきの方も多いのではないでしょうか。この「等級」は、保険料を大きく左右する重要な仕組みです。今回は、自動車保険の等級制度の基本と、事故を起こした場合に保険料がどう変化するのかについてご紹介します。

ノンフリート等級別料率制度とは

個人でお車を9台以下お持ちの契約を「ノンフリート契約」といい、この契約の保険料を決めているのが「ノンフリート等級別料率制度」です。等級は1等級から20等級まであり(保険会社によっては22等級まで設定している場合もあります)、数字が大きいほど事故のリスクが低い契約者とみなされ、保険料の割引率が高くなる仕組みです。

はじめて任意保険に加入する場合は、原則として6等級からスタートします。1年間無事故・無保険利用で過ごすと、翌年の契約では等級が1つ上がり、保険料の割引率も大きくなります。逆に、事故を起こして保険を使用すると、翌年の等級は下がり、保険料は高くなります。

事故の種類によって下がる等級が異なります

保険を使った場合、どの程度等級が下がるかは事故の内容によって異なり、大きく「3等級ダウン事故」「1等級ダウン事故」「ノーカウント事故」の3つに分けられます。相手にケガを負わせてしまった人身事故や、相手の車・構造物への損害が大きい物損事故は、多くの場合3等級ダウンの対象となります。一方、飛び石による損傷など、車両保険のみを使用するケースの一部は1等級ダウンにとどまる場合があります。また、弁護士費用特約のみを使用した場合など、保険会社や特約の種類によっては等級に影響しない「ノーカウント事故」として扱われることもあります。

「事故有係数適用期間」にもご注意ください

等級が下がった場合、もう一つ気をつけたいのが「事故有係数適用期間」です。同じ等級であっても、事故の有無によって保険料の割引率が異なり、事故有りの契約者には「事故有係数」という、無事故の契約者よりも割引率の低い係数が適用されます。

この適用期間は事故の内容によって異なり、3等級ダウン事故では3年間、1等級ダウン事故では1年間、事故有係数が適用されるのが一般的です。適用期間中に新たな事故を起こした場合は、残っている期間に新たな期間が加算されるため、同じ等級であっても保険料が割高な状態が続くことになります。無事故で過ごせば、等級が上がるとともに、この期間も1年ずつ減っていきます。

等級に関するポイント

1.等級は1〜20等級(保険会社により22等級まで)あり、数字が大きいほど保険料が安くなる

2.初めての契約は原則6等級からスタートする

3.事故で保険を使うと、内容に応じて1等級または3等級下がる

4.同じ等級でも「事故有係数適用期間」中は保険料が高くなる

5.小さな損害は保険を使わず自己負担にした方が、翌年以降の保険料総額を抑えられる場合がある

等級やご契約内容のご相談はお気軽に

「小さな事故でも保険を使った方がよいのか」「等級が下がるとどのくらい保険料が変わるのか」など、等級に関するご質問は意外と多く寄せられます。ご契約の見直しの際は、当店スタッフまでお気軽にご相談ください。

※ 本コンテンツは一般的な保険制度に関する情報提供を目的としたものであり、特定の保険商品の内容を保証するものではありません。等級の運用基準や事故有係数適用期間の年数等は保険会社により異なる場合がありますので、詳細は各保険会社の約款をご確認いただくか、当店スタッフまでお問い合わせください。

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