イタリアの初代フィアット500(トポリーノ ’’はつかねずみ”の意)。
これをフランスのシムカ社が1937年からノックダウン生産していたのが、このシムカ5(シムカサンク)です。
第二次大戦時、ドイツがフランスを占領した時代、シムカが約6,000台生産されてドイツ軍向けなどとして供給されました。
本国イタリアでは戦後も人気を博し、1948年の生産終了までに12万2千台が再産された様です。
画像のものはタミヤ1/35のプラモデルですが、ご覧の様にドイツのフランス占領時代の軍用向け仕様となっています。
スケール的にもWW2時代のドイツ戦車などと組み合わせてのジオラマ作りにはもってこいのものですね。
で、この後継車となる2代目フィアット500が有名なNUOVA500(チンクェチェント)となるわけです。