ブログ

懐ゲーで英雄談義

2022/11/07

投稿者:廣田(ひろた)

n_arms1.png

いつもお世話になっております!
Honda Cars 淡路 桑間店の廣田です★

皆さん、人生で一番ハマったゲームって何ですか??
ヒロタは幼少期からひきこも…もといインドア派だったので結構色んなゲームをしたものですが、その中でもぶっちぎりで面白かった&記憶に残っているのはこの作品!

arms1

1999年発売、初代プレステ「ワイルドアームズ2」だーーーっ!!!

懐かしいですねぇ、この正方形のパッケージ。
スーファミソフトの紙の箱で慣らされた身としては、劣化しにくいプラスチックのパッケージに新時代を感じたものです笑


このゲームのテーマは上記にもある通りズバリ「英雄とは?」。
これが当時15歳だったヒロタ少年の心にズドンと刺さったわけです。

それまでドラ〇エやファ〇ナルフ〇ンタジーなんかも勿論プレイしていました。
しかしどれも面白かったのですが、ストーリー云々というよりもっと根っこの部分で何か引っかかるものがありました。

例えばドラ〇エ。

『勇者』という特定の人間が世界の平和を守るために魔王に立ち向かう。
その旅の途中で立ち寄る村の村人たちは口々に言うわけです。

「あぁ、勇者さま。貴方の力で世界をお救い下さいませ」

ヒロタはその類のメッセージを見る度に感じていました。
あぁ、勇者さま…じゃねぇよ。みんなで住んでる世界やのに何で全部が勇者任せやねん、と。


ワイルドアームズ2の主人公たちも当初はそんな感じ。
『英雄、英雄』と周囲からもてはやされ、色んな犠牲を払いながらも世界の平和を脅かす敵と命がけで戦い続けるのですが、あるとき、ふとこんな考えが主人公たちの頭をよぎります。

「英雄って、世界の平和のために差し出された<生贄>ちゃうんかい」と。

苦悩しながら、それでもなお戦い続ける主人公たち。


そして最終的にはいわゆる『村人』ポジションの人々も気付きます。

「あかんやん!あの人らはワイらの代表で戦ってくれてるだけであって、全部をそれ任せにしたらあかん!ワイらもあの人らに出来る形で力を送るで!」


こうして結集した『世界中の人々の力』をもって、かつて世界を滅ぼした魔人を打ち破り、世界に平和が戻るのでした。



その当時から思い出深い作品でしたが今もなお、何ならこの歳になってこのテーマをさらに味わい深く感じるのは、誰かを<英雄という名の生贄>にして成り立っているようなことって実際の世の中でも多いよな、と感じることが案外多いからかも。


「誰かが英雄になれるのなら、誰もが英雄になれるはず」
「英雄がいないんじゃない、みんなで生きる世界に英雄なんていらないんだ」


今年で38歳、しかし今でも中二病真っ盛り?のヒロタ、主人公アシュレー君の名言を胸にこれからも企業戦士人生(サラリィメンライフ)を駆け抜ける次第でありまっす!!!

記事一覧に戻る