2020/12/24
桑間店 店長清水です。
以前お客様から譲り受けたHonda ZOOMERの復活作業を始めました。
自分が乗るのにそのうちそのうちとかなりの期間放置しいたのですが・・・
長男坊が高校卒業後、大阪に行くので大阪での足が必要になりZOOMERを復活させることにいたしました。
長期間放置していたので(お客様も動かしていなかったのでどれぐらいかは不明)まずはキャブレターの清掃をしたくて外せるところを外して行きます。
もともと骨組みだけのバイクなのでそんなに苦労はありません。
外しながら交換しないとダメなものはメモしておきます。
一番厄介そうなのがガソリンタンク・・・錆だらけですがタンクを揺らすとガソリンの音が「チャプチャプ」聞こえるので中は大丈夫そうです。
見た目はこんな感じで錆が酷いのですが・・・穴が開いてないので大丈夫でしょう。
タイヤも古いのですがひび割れもなく車載の空気入れを使い空気を入れスムーズに転がるようになり、いよいよキャブレターの洗浄に入ります。
真ん中に見える銀色の丸いのがキャブレターの頭です。
面倒くさいので一旦頭のキャップだけ外してキャブレタークリーナーをたっぷりと吹き付けしばらく放置します。
放置している間にタイヤを外しブレーキシューをやすり掛けしてキチンとブレーキが効くようにします。
ブレーキのドラムもゴシゴシ、ブレーキシューもゴシゴシ。
エンジンはかからなくても人に危害を加えませんがブレーキが効かなければ人に危害を加えますのでキチンと手を入れます。
ラジエターのサブタンクは割れてしまっているので交換ですね。
キャブクリーナーが行きわたった頃かな?と思い何度かキックでエンジン始動を試みると!
「ブゥ~~~~ン・・・ストン」
エンジンはかかるけどアイドリングを続けません。
恐らくガソリンが腐ってるようなのでガソリンキャップを開・・・け・・・て・・・
開ける為の鍵が回りません・・・。
オイルやグリスを鍵穴にさしまくって・・・でも回らない・・・これは次回まで放置ですね。
アクセルワイヤーも固着気味なのでオイルとグリスをさして放置。
そろそろ日が陰ってきたので今日の作業は終了です。
ガソリンキャップを開ける事ができれば恐らく普通に乗ることができると思うので次回にはなんとか始動させたいと思います!
ガソリンキャップを開ける・ガソリンを入れ替える・バッテリーを替える・シートを張り替える・ラジエターサブタンクを交換する。
ここまでできればナンバープレートを取得して走行テスト!1月中には完了できるでしょう♪
久しぶりに嗅いだキャブクリーナーの匂いやガソリン、オイルの匂い・・・やっぱりバイクを触るのは楽しいですね!
あと3台修理待ちのバイクがあるので一気にやってしまいたい!可能であれば・・・(^_^;)